とても筋肉質な男性、特に首や肩の周りが筋肉モリモリの、
いかにも「オレは男だぁーー!」的な体型の男性が、いざ声を発して話し出すとびっくりするくらい甲高くて、可愛い声だったなんてご経験はありませんか?
それは、筋肉を増強させて身体をガチガチに固めたために、声帯が自由を奪われて、硬くなってしまったためです。
そして、共鳴させる身体があまりにも硬いため、あのように響きのない押しつぶされた高い声になってしまうのです。
怒り狂っている人も同じ。
特に頭に血が上るタイプの人は、ノドに力が入るために、怒鳴り声が、甲高い声になって、て拍子抜けなんてこともあります。
ところが、思い出すのはアーノルド・シュワルツネッガー知事。
彼は俳優時代、筋肉を特殊な鍛え方で増強させました。
その結果、外見からは想像も出来ないような、しなやかでやわらかな筋肉を持てるようになりました。
その努力、プラスボイストレーニングで、あのような、低い威厳
のある声を創っていったと言う事です。
さすが、ハリウッド。
「I'll be back!」って高い声じゃねぇ…。
みなさま、首や肩、背中が凝っていると声帯も硬くなります。
どれだけリラックスして、身体をしなやかに使えるかがポイントですよ~。