「子どもが言うことを聞いてくれなくて・・・」というお母さんの声を聞く。
この場合、問題は「聞いてくれない子ども」にあるのではなく、子ども
が「聴く気にならない声」で話しているお母さん。
そう、声には「聴く気になる声」と「聴く気にならない声」があるのだ。
相手、つまり子どもが身体で受け取れるような声で話さないと、どん
なに怒鳴っても大声を出しても、誰にも聴いてはもらえない。
子どもは、母親の怒鳴り声を、身体で拒否してしまう。
骨導音を深く響かせながら発声すると、受け取る相手は、身体で
その音を受け取る。
同じ内容の言葉を話しても、身体で受け取れる音とそうでない音の
理解度には大きな差がある。
怒鳴らないで、呼吸を意識しながらリラックスをして話してみよう。
きっと、子どもは素直に耳をかたむけてくれるはず。
声を意識しているお母さんと、そうでないお母さんの子育ては、その
労力に大きな差がでる。
おたがいに、頑張りましょう!
◆ピュアボイストレーニングのマミィズボイススタイル