知らないものは「目に見えない」 | 深層意識の力を利用し、夢を実現する

知らないものは「目に見えない」

 

 

こんにちは、わらしべNaviマスターの濱田預士之です。

 

 

人間の脳にはわたしたちが普段全く気付いていない、ひじょうに面白い性質があるのをあなたはご存じですか?

 


実は人(の脳)は、全く観たことも聴いたこともない未知のものは、観ることも聴くこともできないんです。

 


つまり人(の脳は)【知らないということすら知らないもの】は、認識できないんです。

 


え?なに?どういうこと?って思いますよね。

 


今日は【人の脳の思いもかけない性質】と、【ものすごい可能性】についてお話しますね。

 


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 自分の知らない自分に出会っていく
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もうずいぶん以前のことですが、ある講座でのこと。

 

こんな不思議なことがありました。

 

参加者のお一人の方に、わたしが気づいておられないことをフィードバックした場面です。

 

「〇〇さん、自分には〇〇なところがあるって気づかれていますか?」

 

そうしたら思いもかけない不思議なことが起こったんです。

 


「え?マスター、今なんて言ったんですか?」

 


その方はわたしが伝えた言葉が聴こえなかったらしく、聞き返してこられました。

 


そこでわたしはもう一度、同じことをフィードバックしました。

 


「自分には〇〇なところがあるって気づかれていますか?」って。

 


するとその方はまた「え!?なんて言ったんですか?」って聞き返してきたのです。

 


なぜかその方にはわたしの言葉が聴こえないようなのです。

 


そこでわたしはもう一度、ゆっくりとよく聞こえるように少し大きな声で伝えました。

 


するとその方はまた「え!?なんて言っているんですか??? なんで???聴こえない」と言われるのです。

 


他の参加者の方には全員聴こえているんだけど、なぜかその方だけにはわたしの言葉が聴こえない(知覚・認識できない)ようなのです。

 

 

他の参加者の皆さんはあまりに不思議な出来事にとても驚かれました。

 

 

これ、なにが起こっていたのでしょう?

 


一般的な心理学の視点から考えられるのは【潜在意識が認めたくない・聴きたくない】から【抵抗】しているという考えですね。

 

 

聴こえてしまうと認めないといけない、受け入れないといけない。


そうなると自分が変わることを受け入れないといけない。


だけど潜在意識は変わりたくない。


だから聴こえないという形で抵抗している。

 

 

これが一般的な(心理学的)解釈です。

 

 


が、実はもう一つ考えられることがあるんです。

 

 

ここでひとつ、ひじょうに面白いお話をご紹介しましょう。

 


昔々、ある島に未開の部族がすんでいました。

 


他の民族とはまったく接触したことがないので、いわゆる文明というものを全く知らない部族です。

 

 

ある日のこと、部族の1人のシャーマン(呪術師)は海を眺めていて奇妙なことに気がつきました。

 

 

どうも海の波のたち方が不自然なことに気づいたのです。

 


部族の他の人たちは全く気付いていませんでしたが、精神的な修行をして来たシャーマンは、他の人が気づかない微かな異変に気付いたのでしょう。

 

 

シャーマンは異変の正体を見極めようと、毎日浜辺で海を眺め続けました。

 

 

そうして数日が立ったある時、ふいに大きな船が海に浮かんでいるのが見えだしたのです。

 

 

それはシャーマンにとっては、全く観たこともない奇妙なものでした。

 

 

シャーマンが船が見えるようになってしばらくして、部族の他の人たちにもようやく海に浮かぶ船が見えるようになりました。

 


なぜこんな不思議なことが起こったのでしょう?

 


シャーマンはじめ、その部族の人々は他の文明に触れたことが全くありませんでした。

 


なので船というものを全く見たことがありませんでした。

 


人の脳は【知らないということすら知らないもの】は、知覚も認識もすることが出来ません。

 


だから部族の人々にははじめ、船がそこにあっても知覚も認識も出来なかったのです。

 


【人(の脳)は知らないことすら知らないものは、知覚も認識も出来ない】のです。

 

 

さて、このことはわたしたちに、これまで考えたこともない素晴らしい可能性に気づかせてくれます。

 

 

マスターの講座やセッションでは、【今まで全く考えたこともない視点を提供】することをしています。

 


今まで全く考えたこともない観点から、自分や物事を見てみるのです。

 


そうしたら今までは考えもつかなかった突破口が見えるだけでなく、今まで全く考えたこともなかった自分の能力や才能、可能性が見え始めるのです。

 


うわ!こんなこと考えたこともなかった!自分にはこんなすごい能力や可能性があったんだ!って。

 


すると今までは想像すらつかなかった未来が自分の前に広がりはじめます。

 


自分にはこんなすごい可能性があるんだ!こんなすごい未来を創ることが出来るんだ!と世界が拡大するのです。

 


自分ってこんなものだろうな、自分の将来ってこんなものだろうなとしか見えていなかったのが、想像もつかなかったすごい未来が見えるようになるのです。

 


【人の意識は観る方向に向かうようにできています】。

 


つまり未来が見えるようになると、その未来が実現するように意識のシステムは動き始めるんですね。

 


そうしてわらしべ長者のナビゲーションシステムは、その未来へとあなたをガイドし始めるんです。

 


さて、わらしべ長者講座の参加者のお一人の女性が、こんな【素晴らしい一言】をわたしに話してくれたことがあります。

 


「わたしたちがやっていることって【自分の知らない自分に出会っていく】ことだと思います」って。

 


わたしはこの言葉を聞いたとき「なんて素敵な言葉なんだろう!」と思わず感動してしまいました。

 


あなたには、まだあなたの知らない素晴らしい能力と才能を秘めた、素晴らしい未来を創り出すあなたが、あなたが気づいてくれることを待っています。

 


よかったら「そうか!わたしには、わたしの知らない素晴らしいわたしがいて、これからわたしはその自分に出会っていくんだ」って捉え始めてみてください。

 


あなたのすごい進化がはじまると思いますよ。

 

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◆著者プロフィール◆

濵田預士之(はまだよしゆき) 1966年 京都生まれ

 

ライフ&ビジネスコーチ

フラクタル心理カウンセラー

 

【編集者からバーのマスター時代】
写真学校を卒業後、営業、編集者、作家として活動し20代で初の著作を発行。

26歳の時、世界的なトップコーチと出会い、コーチング、
潜在意識が現実を創り出していることを学び、潜在意識に深い関心を持つようになる。

29歳の時、京都でバーを経営、カウンターでお客様の相談に乗る中、更に潜在意識がいかに人生に大きな影響を与えているかに深い関心を持つ。

長女の誕生を機にバーを引退、起業するが2000万円の借金をつくり事業に失敗すると同時に、自分が本当はなにをしたいのか、人生の目的がみえないことに深く悩みようになり、更にバイク事故で生死の境をさまよい、脳梗塞で倒れ、更に離婚と出口の見えない迷路のような日々を送る

【コーチ セミナー講師として独立】
個人相談として行っていた潜在意識を扱ったカウンセリングに徐々にお客様がつくようになり、流れから潜在意識に特化したコーチ、カウンセラーとして活動をはじめる。

2001年、趣味で始めた潜在意識をテーマに扱ったメールマガジンが人気となり、長年、温めていたアイデアをセミナーで提供したことがきっかけとなりセミナー講師としても活動を開始する。