鏡に映る自分が変わる・世界が変わる | 深層意識の力を利用し、夢を実現する

鏡に映る自分が変わる・世界が変わる

 

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こんにちは、作家でコーチのマスターこと浜田義之です。

 

 

自分が変わると周りに映る人も、景色も変わりはじめます。

 


それはどのような体験なのでしょう?

 

今日のお話は、自分が変わるとどのように周りに映る人、景色は変わるのか、実体験を元に描いています。

 

あなたが変わると周りの世界はどのように変わるのでしょう?

 

 

どうぞ今日のお話を体験してみてください。

 

それでは毎週金曜日にマスターのメールマガジンで連載の一人の男の目覚め、悟っていく物語「酒と悟り」をお楽しみください。

 

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   これまでのあらすじ


男はバーのカウンターで不思議な紳士と出会ったことがきっかけで、真理と悟りを求める探求の旅がはじまりました。


座禅修行で人生の師となる老師と出会い、男は自己の内面に深い静寂を見つけます。


座禅修行から帰ってきてからの男の講演や講座は大好評となり、男は成功への道を走りはじめます。


ところが「あなたは必ず成功するわ」という甘い一言に男は関わってはいけない人物に心を許し、自らのビジネスも周りからの信頼も大打撃を受けてしまいます。


自分を翻弄した人物に怒る男。


これまで男は世の中のあらゆることに腹を立てていました。


世の中に対して、世の理不尽さに対して、政治家や指導者たちに対して怒りを感じ、自分はそんな者たちの被害者だと思ってきた男。


が、ある瞬間、夢とも現実ともつかない世界の中で男は【現実は全て自分が創り出しているのだ】と目が覚めます。

 

そして男は幼いある日、自分がある重要な決定を下したことを知ります。

 

男は夢とも現実ともつかない世界の中で、幼い自分と対峙しました。

 

そして幼い自分=原始的で未熟な感情脳=インナーチャイルドの勘違いを解き、統合したのでした。

 

幼い自分は、自分は無力で無価値だと信じ込み、ならばなにもしたくないと決めていました。

 

ですがそれは、幼い自分自らが作り出した現実を勘違いして「被害者」になっていたことを解いたのでした。



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    鏡に映る自分が変わる・世界が変わる
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男は目を開けた。

 

鏡の世界の中で。

 

そこはミラーハウスのような場所で、周りには無数の自分の姿が映っていた。

 

男は以前も同じ空間にいたことがあったが、以前とはなにかが変わっていた。

 

鏡に映る無数の自分の表情は何処か穏やかだった。

 


なにが変わったのだろうか?

 


そして...再び男は目を開けた。

 


ベッドの上で目を開けた。

 

 

カーテンの隙間から夕陽が差し込んでいるのが見えた。

 

 

うたた寝をしていたのか?

 

 

男は長い長い夢を見ていたような気がした。

 

 

あの夢とも現実ともつかない世界の中で、男はインナーチャイルドと対面した。

 

 

そして大人の自分とインナーチャイルドを統合した。

 

 

この日から男は変わりはじめた。

 

 

まず初めに、男は愚痴や人の批判を口にしなくなった。

 

 

なぜかそんな気持ちが湧かなくなった。

 

 

 

以前はネットのニュース記事や、誰かの噂話が炎上するのを見聞きする度に、感情が反応していた。

 


「馬鹿だな」というふうに批判する気持ち湧いていた。

 


だが不思議なことに、この日を境に男はそのような反応をしなくなった。

 

 

 


そしてそんな話題そのものを目にしなくなった。

 

 

 


自分からそのような場に行かなくなったといえばそうなのだが、目にも耳にもしなくなった。

 


それはまるで男の世界からそのようなものがなくなったかのようだった。

 

 

記憶の中には存在してはいた。

 

 

かつて自分がニュースや噂話や炎上に感情的に反応していたという記憶はあった。

 

 

だが今の男の世界にはそれは現れないものになっていた。

 

 

 


何が変わったのだろう?

 

 

 


またある日気が付くと、男は自分が人の話に関心を持って、傾聴しているようになっていることに気が付いた。

 


自分のことを話すより、人の話に耳を傾けるようになっていることに気がついた。

 

 

鏡に映る自分、つまり深層意識の自分の声に関心を持つようになったのだろう。

 

 

 

 

そして人が幸せを感じていたり、人が喜ぶ姿を観ては自分も嬉しくなっていることに気が付いた。

 


以前も人を喜ばせるのは好きだったが、なにかが違っていた。

 

 

鏡に映る自分を喜ばせること、つまり人を喜ばせることは自分自身を喜ばせることだった。

 

 

 

 


そして男は自分が、自分を大きく見せようとしなくなっていることに気が付いた。

 

 


自分はこんなことを知っているよ。


自分はこんなことが出来るんだよ。

 

 


そんな姿を見せなくなっている自分がいることに気が付いた。

 

 

 


今になって思えば、以前の自分は、自分を大きく見せ、人の注目を集めたかったようだった。

 


それは....かつての自分の在り方は、どこか子供じみていたなと男は感じた。

 


自分の考えを主張し、自分がどれだけ優秀か、有能か、価値があるかを主張していた。

 


今思えばその「在り方」は、まるで子供のようだった。

 


そう!子供だったのだ。

 

 

 


身体は大きな大人だったが、男の在り方は子供だったのだ。

 

 

 

 


男はかつての自分を振り返った。

 

 


男はなぜ自分を大きく見せようとしていたのか?

 


やっている間はまったく気が付かなった。

 


自分を大きく見せようとしていた時は、自分が自分を周りに大きく見せようとしているなどとは全く気付いていなかった。

 


だが今になってかつての自分を振り返ると、自分が周りに、社会に、自分を大きく見せようとしていたことがよくわかる。

 

 

 


なぜそんなことをしていたのだろう?

 

 

 


答えは単純でシンプルだった。

 


男は注目を集めたかったのだ。

 


周りに、社会に承認されたかったのだ。

 

 

 


何が変わったのだろう?

 

 

 


なにが男を変えたのだろうか?

 

 

大人の自分とインナーチャイルドが統合されて、男のなにが変わり、何が男を変えたのだろうか?

 

 

 

 


ある日、男は気が付いた。

 


自分の【目的】が変わっていることに気が付いた。

 

 

 

 


かつての男の「人生の目的」は周りに承認されることだった。

 


あなたはすごいね、あなたは偉いね、あなたは賢いねと注目され、承認されること。

 


それがかつての男の人生の目的だったのだ。

 


そしてそれはチャイルドの目的だった。

 

 

 

 


だから以前の自分の在り方は、何処か子供じみていたのだ。

 


注目され、承認され、承認欲求を満たすこと、それがかつての男の人生の目的だったのだ。

 


他を批判し、自分の正しさを証明しようとすることで、自分の価値証明をしようとしていた。

 


それがかつての男の「人生の目的」だったのだ。

 

 

 

 


承認欲求を満たすこと、価値証明すること、それがかつての人生の目的だったのだ。

 


男はインナーチャイルドを統合し、そのステージをやめたのだ。

 

 

 

 


人間の精神の成長のピラミッドには、生存欲求、安全の欲求があり、そして承認欲求の段階がある。

 


かつてなにかの講座で男は、多くの人間が、この承認欲求の段階で一生を終えると聞いたことがあった。

 


承認欲求のステージは「依存のステージ」とも呼ばれた。

 


大半の人間はこの「依存のステージ」で生涯を終えるのだそうだ。

 


依存のステージの上には「自立」のステージがある。

 


その上には「調和のステージ」があり、さらにその上には「悟りのステージ」があるのだそうだ。

 

 

 


男は悟りたいと思ってきた。

 

 

 


だから男は座禅に、あらゆる修行の場に身を置き、修行を経験した。

 


だが男が気が付いたとき、目が覚めたとき、自分は「依存のステージ」にいたのだと知った。

 


悟りを目指していたが、自分は「依存のステージ」にいたのだと初めて知った。

 


大半の人間はこの「依存のステージ」にとどまり、一生を終えると言う。

 

 

 


大半の人間?

 

 

 


周りはすべて鏡に映る自分自身だ。

 


ならばその大半の人間とは自分のことではないか。

 


そう男は気が付いた。

 

 

 

 


批判し、自分はこの人たちとは違うと思って拒絶していたのは、なんのことはない自分自身のことだったのだ。

 

 

男は苦笑した。

 


バカだったな(笑)。子供だったな(笑)と。

 

 

 

 


男が変わると、周りに現れる人が変わりはじめた。

 


依存的な人や無責任な人が周りに現れなくなっていった。

 

 

 

 


かわりに自立した人、成長に喜びを感じる人、叶えたい夢や目標に向けて成長と達成に喜びを感じる人が増えてきた。

 

 

鏡に映る自分が変わったのだ。

 

 

 


男の前にはたまに、自分を大きく見せようとする人や、怠惰に流される人が現れることがあった。

 


こんな時ははじめ、男は不快な気持ちを感じた。

 


腹を立てることもあった。

 


だがそれは「過去の自分だ」ということにも気が付いていた。

 

 

 


かつての自分の姿である、注目を得ようとしたり、人の言うことを聞かず、うまくいかない我流を頑固にやめられない人が、過去の自分の姿だと気づいていた。

 


だから腹を立てたり、不快な気持ちになることはあったが、元の自分に引き戻されることはなかった。

 

 

 

 


かつての自分の姿を見せる人たちはたまに現れた。

 


それはかつての自分の姿であり、去り行く【後ろ姿】なのだ。

 

 

 

 


男は承認欲求を満たすこと、自己価値を他者に証明することという「目的」を生きることをやめた。

 


今までの男の無意識の人生の目的、それは「人から認められること」が目的だったのだ。

 


それは子供じみたチャイルドの「目的」だった。

 


原始的で未熟な感情脳の反応だった。

 

 

 

 


男はインナーチャイルドの統合を通して、子供じみたチャイルドの目的を手放したのだった。

 


男の在り方は変わり、鏡というスクリーンに映し出される自分の姿も変わりだした。

 

 

 


だが男にはまだ欠けていることがあった。

 

 

 


男はチャイルドの「人生の目的」を手放した。

 


つまり男は「人生の目的」を失ったのだ。

 

 

 


男には「新しい目的」が必要だった。

 


新しいステージにふさわしい、新しい人生の目的が必要になったのだ。

 

 

 

 


かつて男は師から聞いたことがある。

 


物事がうまくいかなくなる時、「目的」が古くなった時だと。

 


だから男の身に、古い目的を手放すということが起こった。

 


そして新しいステージにふさわしい「新しい目的」が必要になったのだ。

 

 

 

 

 

今夜21時発行のマスターの公式メルマガに続く

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◆著者プロフィール◆

浜田義之 1966年 京都生まれ

幼いころからこの世界の法則・真理に惹かれ、
大好きなことを仕事にして豊かになりたいと思っていました

20代で世界トップコーチに師事

バーのマスターとして成功者たちの知恵に数多く触れる

禅の老師に出会い、悟りを求め修行をはじめる

真理を求め、アマゾンの奥地のシャーマンのもとでビジョンを受け取る

2010年、真理に触れる経験をし、自分とは本当は誰かを知る


現在は執筆・コーチング・講演活動を通し、この世界の法則、
わらしべ長者の法則を使った実現のの実践法を伝えている

著書「わたしが目覚める・マスターが体験から語る悟りのお話」ナチュラルスピリット社がある