セルゲイ・ポルーニン | 深層意識の力を利用し、夢を実現する

セルゲイ・ポルーニン

 

こんにちは、マスターこと濱田浩朱です。

 

先日友人の薦めで天才ダンサー

セルゲイ・ポルーニンのドキュメント映画

「ダンサー」を見てきました。

 

セルゲイの名を知らない人でも、

この動画を何処かでみたことが

あるかもしれません↓


 

セルゲイは天才ダンサーとして

ロンドンの格式あるバレイ団の

スーパースターとして世界中から

注目を集めます。

 

ファンの中には彼のダンスを観たいがために

2年後のチケットを注文する人もいたそうです。

 

ですがそん中セルゲイは苦悩し、苦しみます。

 

ダンスの世界の枠、

世の中の常識という枠、

 

なににとらわれているのか

なにから自由になりたいのか、

自分でもわからないけれど、

彼はとてつもない閉塞感に苦しむのです。

 

なにを求めているのか自分でもわからないけど、

必死になって求め続ける。

 

歴史上悟りを求めた賢者、

覚者たちが経験したのと

同じ悩みと苦しみの中で彼は葛藤します。

 

大きな翼を持ちながらも、

籠に閉じ込められ、

羽ばたくこともできないのです。

 

そして自分を閉じ込めている籠が

なにかもわからないのです。

 

必死に空気を求める

瀕死の魚のような彼の姿に、

わたしは映画を観ながら、

気がつくと自分自身を重ねていました。

 

わたしが禅と出会い、

悟りを求め出したのは

今からちょうど10年前。

 

その3年後に一瞥(いちべつ)を体験しますが、

そこからが本当の、出口を必死に求める

長い長い葛藤の月日がはじまりました。

 

勿論、嬉しいことも

楽しいこともたくさんありました。

 

でも、出口を見つけられていない、

解放を得られていないということを、

ずっと感じていましたから、

必死に求め、葛藤する日々は、

10年の長きに渡って続いていたのです。

 

セルゲイは自分にはダンスしかないと知りながら、

ダンスを捨てることを決意します。

 

自己を捨て去るという

究極の選択を彼はするのです。

 

ダンスを捨てたら、次がやってくる。

 

わたしたちが陥りがちな

そんな「エゴとの駆け引き」など

彼にはありませんでした。

 

彼はもっとも自分を支えてきたものを 

(同時に制約し続けて来たものを)

捨て去ることを決意したのです。

 

そして彼は人生最後となるダンスを舞います。

動画のダンスがそれです。

 

そこから彼にまったく新しい世界がひらけました。

 

動画をアップしたことで、

思いも寄らなかった新しい展開が

彼の人生にはじまったのです。

 

彼はそんな展開のことなど、

はなから期待どころか、望んでもいませんでした。

 

ただもっとも手放し難かったものを

捨てることを決め、最後の舞を舞っただけでした。

 

もっとも手放しがたいものを捨てるという黄金率が、

彼の手放すという生き様で発動したのです。

 

映画の最後の彼の姿を観て、

そしてその後の彼の活躍を見て、

 

彼はダンサーではなく、

「セルゲイ・ポルーニン」になったのだと

わたしは悟りました。

 

わたしも今年の初夏、

おそらく人ならば誰もが

例外なくもっとも恐ろしいだろうもの、

もっとも受け入れがたいものを

うけいれる選択をしました。

 

そうしてついに、10年の長きに渡った、

苦悩と葛藤に終止符が打たれました。

 

セルゲイの姿は、わたし自身の葛藤と苦悩、

それでも諦めず、必死にもがき続けたことを

思い起こさせてくれました。

 

セミナー講師という職業は、

ややもすると耳障りのよい、

いい話だけをしてしまいがちです。

 

ですが人間という存在は、

嬉しいこともあれば、悩み苦しみ、

怒り、ときに憎しみさえも体験する。

 

避けたくても避けがたい体験をする。

 

そんな複雑な存在です。

 

そんな葛藤から必死になって抜け出そうとし、

人生の全てを捨て去る覚悟を持った人が

歴史上の覚者、賢者、本物の成功者たちです。

 

今夜21時発行のシークレットメルマガ(無料)では、

わたしの10年の軌跡を、

この夏の終わりという節目に、

わたし自身の節目も含めて、お話したいと思います。

 

耳に優しいだけのいい話じゃなくて、

 本気で出口をみつけたいんだ。

 

そんなあなたに響く言葉を

今夜はお届けできればと思います。

 

今夜21時をどうぞお楽しみに。

 

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