古武術では膝は、真っ直ぐ伸ばすのではなく少し曲げているらしいです。
実は明治時代まで誰も膝を少し曲げていたようです。
理由は動きやすい体そうです。
AIに聞いてみました。
古武術における立位での膝の屈曲は、現代のスポーツやウエイトトレーニングのように「深く曲げる」ことよりも、**「いつでも動ける状態を保つ」**ことに主眼が置かれます。
結論から言えば、見た目上の角度は**「わずかに緩んでいる程度」から「中腰(半腰)」**まで状況により異なりますが、その本質は共通しています。
1. 「屈曲」ではなく「抜く」
古武術では、膝を筋肉で曲げるのではなく、**「膝の力を抜く(膝を抜く)」**という表現が多用されます。
- 角度の目安: 傍目には直立に近い状態から、10°〜30°程度のわずかな屈曲。
- 状態: 膝のお皿(膝蓋骨)が固定されず、手で触ると左右に動くほどリラックスした状態です。
- 目的: 重心(居着き)を排除し、予備動作なしで前後左右へ瞬時に移動するためです。
2. 代表的な構えによる違い
流派や武器の有無によって、屈曲の深さは以下のように使い分けられます。
構えの種類 | 屈曲の度合い | 特徴・目的 |
自然体(シゼンタイ) | 最小限(5°〜10°) | 日常の立ち姿に近く、相手に悟られにくい。 |
半腰(ハンゴシ) | 中程度(30°〜45°) | 腰を落とし、安定感と機動力を両立させる。 |
蹲踞(スンキョ)に近い構え | 深め(60°以上) | 地面の近くで動く、あるいは低い姿勢から飛び出す際。 |
3. 屈曲における重要なルール
単に曲げるだけでなく、古武術特有の身体操作として以下のポイントが守られます。
- 膝を爪先より前に出さない: 膝を出しすぎると前腿の筋肉(大腿四頭筋)に緊張が走り、動きが止まってしまいます(居着き)。
- 股関節の畳み込み: 膝を曲げるのと同時に、股関節を「引き込む」ように使うことで、骨盤を安定させます。
- 足裏の荷重: 踵(かかと)に体重を乗せすぎず、足裏全体、あるいは「ウナ(内くるぶしの真下)」で地面を捉える程度の深さに調整します。
まとめ
古武術における膝の屈曲は、**「深く曲げて踏ん張るため」ではなく、「骨格で立ち、筋肉のブレーキを外すため」**の最小限の角度といえます。
実際に行ってみましたが、膝を曲げるというより膝をリラックスさせるイメージだとしやすいように感じました。

