トランプ候補も認知症?ウソと間違い発言のオンパレード!
アメリカの大統領選挙までちょうど1か月です。
ハリス候補もトランプ候補も最後の力を振り絞って必死の戦いを演じています。
一部の州では郵便による事前投票も始まりました。
そんな中、過激な発言で有権者の関心と支持を集めてきたトランプ氏ですが、このところ異常としか思えない言動が目立つようになりました。
「ひょっとするとハリス候補に負けるかもしれない」との苛立ちのなせるワザかも知れません。
例えば、10月1日、ミルウォーキーで行った演説では「北朝鮮の大統領が俺を暗殺しよとしている」と発言。
イランの特殊部隊がトランプ候補の乗る飛行機を地対空ミサイルで撃墜しようとしているとの警告が出された直後の発言でしたが、明らかに、北朝鮮とイランをごっちゃ混ぜにしたものです。
ハリス候補も故安倍総理の国葬に参列した後、韓国を訪問し、南北の境界線に立ち寄りましたが、その際、北朝鮮を韓国と間違えてひんしゅくを買ったことがあります。
しかし、ウソを平気で繰り出す点に関しては、トランプ氏に勝る大統領経験者は見当たりません。
そもそも「金正恩総書記とはラブレターを交換する仲だ」とあれほど自慢したにもかかわらず今さら、北朝鮮の“大統領”が自分を暗殺のターゲットにしているとの発言には開いた口が塞がりません。
他にも、トランプ氏はイランとイラクを混同した発言も繰り返しています。
恐らく、アメリカの有権者にとっては、どうでもいい話なのでしょう。
とはいえ、国際社会のリーダーを自負するアメリカの最高指揮官を目指す人物が次々と平気でウソで固めた発言を繰り返すのはいただけません。
実は、トランプ氏はハリス候補を批判することで勝利を得られると信じているようですが、
余りのウソの多さに共和党支持者の間からも問題視する声が大きくなっています。
具体的に言えば、トランプ氏曰く「ハリスはサンフランシスコの検事長を務めている時に税金を上げて市民を苦しめた」。
検事長に税金を上げるような権限はありません。
更に最悪と思われる発言は「ハリスは生まれた時から精神異常だった。最初はインド人だったが、突然、黒人になったようだ」というもの。
冗談としても許される範囲を超えています。
バイデン大統領が対立候補だった時は「ジョーは老いぼれの認知症患者だ」と見下していましたが、自分よりはるかに若いハリス候補の登場によって、トランプ氏自身が「老いぼれの認知症」と疑われるようになってしまったわけです。
アメリカの時代の終わりを象徴するような大統領選と言わざるを得ません。
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