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狙撃されたトランプ前大統領は得意のガッツポーズ

7月14日、大統領選挙で遊説中のトランプ前大統領が20歳の共和党員の男に狙撃され、九死に一生を得るといった事件が発生しました。


問題は、演説会場の近くの建物の屋上から狙撃されたわけで、近くにいた一般の通行人からは「怪しい男がいる」と指摘されていながら、対応がなされず、万が一に備えての救急医療チームも配置されておらず、警備上の落ち度も指摘されているところです。
 

 

アメリカではケネディ元大統領兄弟を含め、暗殺や未遂事件は数え切れません。
 

今回は共和党の大統領候補として正式に指名されることが確実視されている全国大会の直前のこと。
 

トランプ氏は右耳に銃弾が貫通したとのことですが、幸い、命に別条はなく、得意のガッツポーズを見せ、支持者の声援に応えていました。
 

今週開催される共和党の全国大会にも予定通り、出席する模様です。
 

危機に強い指導者として、これまで以上に支持を得るのではないかと期待が高まっています。
 

とはいえ、共和党指導部からは「今回の狙撃事件はバイデン大統領がけしかけたものだ。バイデン氏は最近の献金者との電話会議で、トランプ氏はもうじき銃撃されるだろう、と暗殺を促すような発言をしていた。許しがたい」と、バイデン批判を強めています。
 

今後も、民主、共和両党の間で言葉のミサイルの乱射は続きそうです。
 

そうした事態を危惧してか、これまで選挙活動とは距離を置いていたメラニア夫人ですが、緊急の声明を発表しました。
 

曰く「全てのアメリカ人にお願いします。政治に対する考えや支持する政党は違っても、皆、同じ人間です。お互いに助け合いましょう。夫が銃撃され、妻の私も、息子のバロンも生きた心地がしませんでした。アメリカは変わらねばなりません。夫は身を挺して変革の最前線で戦っています。政治信条の違いを乗り越える力は愛と善意、そして同情する心です。右も左も、共和党も民主党も関係ないはず。私たちは皆、より良い人生を得たいと願う家族の一員です。夫の命を守ってくれた護衛官に感謝します。また、巻き添えになり、命を落とされたり、重傷を負われた観客の方々には心からお悔やみとお詫びの気持ちをお伝えしたいと思います」。
 

夫が命を奪われた可能性もあったわけで、元ファーストレディとしてはやむにやまれぬ思いに駆られたに違いありません。
 

その一方で、商魂たくましいのがトランプ陣営です。
 

暗殺未遂事件の翌日には新たなTシャツを販売し始めました。
 

 

話題になったアメリカ国旗を背景に「FIGHT!」とガッツポーズを決めたトランプ氏をデザインしたものです。
 

余りの手回しの良さに、ビックリさせられます。
 

 

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