自分を神になぞらえるゼレンスキー大統領とネタニヤフ首相 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

自分を神になぞらえるゼレンスキー大統領とネタニヤフ首相

謙虚な日本の首相からは発せられそうにありませんが、世界の政治指導者からは自らを神と同列視するような発言が時折見かけられます。

 

最近も、2人の国家指導者からそうした発言が相次いで聞かれました。

 

共通しているのは「神が自分を選んでくれた。それは目の前の戦争に勝利し、国民を救うためだ」という自己正当化です。

 

最初はウクライナのゼレンスキー大統領でした。

 

首都キーウのソフィア聖堂での演説に際し、「神はウクライナに味方してくれている。ロシアとの戦争に勝利するためだ。ロシアは神との約束を全て破棄している。多くのウクライナ人の血が流されているが、神はその代償としてロシアを罰し、ウクライナを救ってくれる。自分はウクライナを勝利に導く使命を神から与えられた」と宣言。

 

 

と同時に、ゼレンスキー大統領は「ウクライナの東方正教会はモスクワの手先だ。彼らの活動はロシアのスパイ活動に他ならない。彼らはウクライナから追放されるだろう」と述べ、東方正教会の資産を没収し、牧師たちを犯罪者として収監してしまいました。

 

自分の都合を最優先し、「自分は神だ」と臆面もなく言いつのり、自分に都合の悪い存在は、閣僚を始めとして次々首を切り、「悪魔だ」と断罪するわけです。

 

もう一人はイスラエルのネタニヤフ首相に他なりません。

 

彼も自らを神に例え、「ユダヤ人を救うためにガザ地区からパレスチナ人を追い出すことが神の思し召しだ」と本気で信じているようです。

 

これまでネタニヤフ首相は宗教には無関心で世俗的な富や名声を追い求めてきたことで知られていました。

 

しかし、ガザ地区での無差別攻撃が続き、国連を始め国際社会からの非難が鳴りやまない事態に直面すると、突然、神がかりの様相を呈するようになったのです。

 

多くの子供や女性たちが犠牲になっていますが、「責任は悪魔に乗っ取られたハマスにあり、自分たちは永遠のイスラエルの地を繫栄させる使命に従って戦っている」と強気の姿勢を崩しません。

 

食料も医薬品も枯渇するガザの住民に対して「自分たちで安全な場所に移動すれば良い。移動しなければ命の保証はない」とビラを撒いています。

 

こんな無慈悲な言動を神は許しているのでしょうか。

 

世界は広く、この2人に限らず、自分を神と信じ、平気で悲惨な事態をもたらしている政治指導者は他にもいるに違いありません。

 

そうした偽神様が好き勝手している国と比べれば、まだしも日本は恵まれているということになるのでしょうか。

 

第56回「世界の真実最前線」
2024年5月11日(土)20時より生配信!
▼ニコニコチャンネル(全編)

https://nicochannel.jp/hamadakazuyuki/live/smYhzEvJFJ8mU6Uj8oCtoxE9

 

 

************************

 

世界の真実、最前線

https://nicochannel.jp/hamadakazuyuki

 

************************
 

金曜日(月4回)・好評配信中!
浜田和幸メールマガジン

【まぐまぐ】「ぶっちゃけ話はここだけで」
http://www.mag2.com/m/0001672202.html


【Foomii】「世界最新トレンドとビジネスチャンス」
http://foomii.com/00096

 

************************