トランプに勝つには民主党はミッシェル・オバマに頼るしかいない! | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

トランプに勝つには民主党はミッシェル・オバマに頼るしかいない!

11月に予定されているアメリカの大統領選挙の行方は、早くも決定したようです。

 

共和党の予備選挙は2州で終わったばかりですが、トランプ氏が圧倒的な票を集めました。

 

挑戦してきた候補者はニッキー・ヘイリー元国連大使を除き、皆、敗北を認め、トランプ支持に回ると表明。

 

ただ一人敗北を認めようとしないのがヘイリー女史です。

 

とはいえ、いずれの世論調査を見ても、トランプ氏にはまったく太刀打ちできないであろうことは明白。

 

肝心の選挙資金もニューハンプシャー州の予備選に使い果たしてしまったため、2月に予定されている自らの出身地で知事も務めたサウスカロライナ州でも勝ち目はありません。

 

しかも、サウスカロライナ州の議員時代に問題視された複数の不倫相手からは具体的で強烈な暴露発言を繰り出されています。

 

これでは最後の巻き返しを目論む地盤でも勝算は望めないでしょう。

 

一方、現職のバイデン大統領ですが、認知症らしき症状の進行は隠しようがありません。

 

最近の演説でも、テレプロンプターの文字が上手く読めず、意味不明の発言が相次いでいます。

 

何しろ、「アメリカ」と発言すべきところを「アウイメリカ」と言う有様です。

 

これでは好き放題の“トランプ砲”をぶっ放す前大統領との勝負になりそうにはありません。

 

そこで、民主党では苦肉の策として、「トランプ氏に勝てるのはこの候補しかいない」とばかり、密かに接触を重ねているのがミッシェル・オバマ女史に他なりません。

 

 

言わずと知れた、元ファーストレディです。

 

女性で、しかも黒人というわけで、いまだ衰えぬ「オバマ人気」にもあやかれるという希望的観測が強まってきました。

 

本人も満更ではないようで、現在、自らの新著のサイン会を兼ねて全米ツアーを展開中ですが、党派を超えたファンクラブが各地で誕生しています。

 

この動きにはトランプ氏も注目しているようで、「バイデンは間もなくリタイヤするだろう。本番は俺とミッシェルの一騎打ちになるかも」と発言。

 

もちろん、無所属で立候補しているロバート・ケネディ・ジュニア氏も虎視眈々と若い世代の取り込みを加速させています。

 

いずれにせよ、代わり映えのしない日本の政界と違い、アメリカにはいまだ政治のダイナミズムが感じられます。

 

4月には国賓待遇でワシントンを訪問する岸田首相ですが、アメリカの熱気を感じ取ってもらいたいものです。

 

 

なお、次回の「浜田かずゆき 世界の真実、最前線」(1月27日、土、夜8時)では、トランプ氏がラブレターの交換もするほど入れ込む北朝鮮の金正恩氏と彼の周りを固める女性たちを取り上げますので、是非、ご覧下さい。

 

 

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