ケネディ神話は復活するか?ロバート・ケネディ・ジュニアの挑戦
アメリカでは2024年の大統領選挙に向けて前哨戦が火花を散らしています。
共和党ではトランプ前大統領が他の候補者を圧倒する人気を得ているようですが、数多くの訴訟問題を抱えており、予断を許さない状況です。
一方、民主党では現職のバイデン大統領が再選を目指していますが、80歳を越え、言動に痴呆症の傾向がありありと見受けられています。
大口献金者の集会では、突然、「女王陛下万歳!」と叫び、周りを唖然とさせました。
また、可愛らしい女児には目がないようですが、自分の孫娘がどの子なのかわからないようで、周囲は困惑の色を隠せません。
各種世論調査によれば、国民の3分の2は「もう大統領職は無理だろう」と、早期の出馬断念を期待しています。
しかし、本人は「まだやり残した仕事がある」とホワイトハウスに居残る意欲だけは旺盛のようです。
そんな中、民主党の指名を得ようと名乗りを上げているのがロバート・ケネディ・ジュニア。
悲劇の主人公と目されるジョン・ケネディ元大統領の従弟であり、ロバート・ケネディ元司法長官の息子に他なりません。
2人とも凶弾に倒れていますが、ロバート・ケネディ・ジュニア曰く「伯父も父も戦争に反対したため、葬られた。いまだに暗殺の真相は明らかにされていない。自分が大統領になり、真実を問い質したい」。
彼の主張には過激な点もありますが、「中間層が失われ、ごく一部の超富裕層がわが世の春を謳歌しているため、大部分のアメリカ人は政府への信頼を失っている」との見方にはうなずかざるを得ません。
何しろ、トランプ前大統領ですら、「あいつは立派な男だ。彼の心はあるべき所にある」と持ち上げる発言を繰り返しているほどですから。
そのため、共和党の支持者の中には「トランプとケネディが組めば、最強のチームになる」と期待する向きも出てきています。
とはいえ、ケネディ本人は「トランプとは価値観も理想も違う」と、突っぱねており、今のところは、この「ドリーム・チーム」はなさそうです。
しかしながら、政治の世界は「一寸先は闇」ですから、これから何が起こるか分かりません。
いずれにせよ、ケネディ・ジュニアは歯に衣着せぬ物言いで人気を博しています。
「大統領になった暁にはCIAを解体する。軍産複合体や大手製薬会社の談合も見逃さない」と、大胆な発言を繰り出すほどです。
ケネディ家3代目として選挙期間中に凶弾に倒れないことを願わざるを得ません。
7月15日(土)夜8時のニコニコチャンネルの生放送では「アメリカ大統領選挙とケネディ・ジュニアの最新情報」をお届けしますので、お見逃しなく!
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