ファーストレディ外交の花が咲く? | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

ファーストレディ外交の花が咲く?

岸田首相の裕子夫人がアメリカの首都ワシントンを訪問しています。

 

バイデン大統領のジル夫人からの招きに応じたものです。

 

2人のファーストレディはホワイトハウスにてソメイヨシノの桜の苗木を植樹しました。

 

ジル夫人は「両国の友好を永遠に象徴する」と述べ、バイデン大統領も相変わらずのおとぼけぶりを遺憾なく発揮し「桜の木を植えるにはヒールを履いた女性が最高だね」とコメント。

 

いずれにせよ、今回の植樹でホワイトハウスには24本の桜の木が誕生したことになります。

 

 

折しもワシントンでは毎年恒例の「全米桜祭り」の真っ最中。

 

ポトマック河畔には日本から贈られた友好の証しとなる桜の木々数百本が見ごろを迎えており、多くの人々で賑わっています。

 

この5月には広島で開催されるG7サミットについて、裕子夫人は「首相と共にバイデン大統領夫妻を迎えることを期待している」と語っていました。

 

何しろ、日本の首相夫人が米大統領夫人の招待で単独訪米するのは歴史上初めてのこと。

 

裕子夫人のお茶のお点前も好評のようで、女性の連邦議員、アーティスト、医療専門家らとの「男性抜き」の昼食会も大いに盛り上がったようです。

 

まさに「ファーストレディ外交」は大成功でした。

 

次の機会には、裕子夫人には中国の習近平国家主席の彭麗媛夫人との間でも華麗な夫人外交を展開してもらいたいものです。

 

岸田首相は訪日が延期になったままの習近平主席とは近くズーム会議を予定しているとのことですが、相互の訪問も信頼醸成と危機回避には欠かせないと思われます。

 

彭麗媛夫人といえば、「中国の美空ひばり」と言われるほどの人民解放軍所属の人気歌手でした。

 

と同時に、日本ではあまり知られていませんが、書道の達人でもあります。

 

 

オバマ元大統領のミッシェル夫人やトランプ前大統領のメラニア夫人の訪中の際には、彼女が書画の手ほどきをしたこともありました。

 

実は、彼女の書道の先生である「中国一代書法家」と称される辛希孟氏の作品展が東京中国文化センターで開会中です。

 

 

その作品には日本との交流と融和を願う思いが込められています。

 

米中関係は緊張状態に陥っており、日中関係にも暗雲が立ち込めていることは否定できません。

 

しかし、そうしたマイナス思考を乗り越えるためにも、茶道や書道などアートの力を活かす時ではないでしょうか。

 

裕子夫人には彭麗媛夫人とのファーストレディ外交を通じて、面子に拘る男連中の膠着状態に突破口を切り開いてほしいものです。

 

 

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