暗号通貨の王様は逮捕されたが、115年の刑に服するのか? | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

暗号通貨の王様は逮捕されたが、115年の刑に服するのか?

暗号資産交換業の最大手FTXトレーディングは11月11日に経営破綻しました。


創業社長のバンクマン・フリードは弱冠30歳ですが、「現代のJPモルガン」とか「未来のウォーレン・バフェット」と持ち上げられてきたものです。
 

しかし、ずさんな経営の実態が明らかになり、急遽、本拠地のバハマで逮捕されました。
 

バハマの留置所は世界最悪と異名を取っており、衛生状況は悲惨そのものでネズミと共同生活を余儀なくされるほど。
 

ところが、バンクマンに関しては、冷房が効き、テレビも自由に見ることができる個室という破格の待遇だったようです。
 

それでも、それまで贅沢三昧な暮らしを続けてきた身には相当こたえたのでしょう。
 

アメリカの裁判所に出廷するのは来年2月と言われていたのですが、突然、本人の希望もあり、21日の夜、特別機でバハマからニューヨークに移送されました。
 

 

22日には連邦判事の元に出廷する模様です。
 

もし、全ての罪状に有罪判決が下されれば、115年の禁固刑に服することになります。
 

ところが、「悪意はなく、投資家を騙そうとの積りは全くなかった」と自己弁護に必死のバンクマンです。
 

これまで260億ドルもの個人資産を蓄積してきており、その多くをアメリカの有力政治家やメディアに献金してきています。
 

バイデン大統領も多額の献金を受け取っていたことが判明しているため、何らかの救済措置を講じてくれることを期待しているのかも知れません。
 

とはいえ、「アメリカの歴史上最大の金融詐欺事件」と言われているわけで、簡単には無罪放免となることはないでしょう。
 

注目すべきことはアメリカのSECや裁判所の動きが極めて速いことです。
 

どうやら内通者からの情報提供が決め手になったものと思われます。
 

中でも元ガールフレンドでFTXの資産運用を任されていたヘッジファンド「アラメダ・リサーチ」のCEO役のキャロライン・エリソンが当局と取引したとの疑いが急浮上。
 

謎に包まれた暗号資産詐欺事件の全容がどこまで解明されるのでしょうか。
 

折しもワシントンを訪問し、バイデン大統領と会談し、連邦議会で「更なるウクライナ支援」を訴えたゼレンスキー大統領ですが、アメリカ政府からの資金援助をFTXへ還流させていたことが判明しています。
 

ゼレンスキーもバンクマンもバイデンとの裏取引に関わってきたことは否定のしようがありません。
 

そうした不都合な真実について、12月24日、夜8時の「浜田かずゆき 世界の真実、最前線」で取り上げます。
 

ご覧頂ければ幸いです。
 

【次回配信】

2022年12月24日(土)20時~

https://nicochannel.jp/hamadakazuyuki/video/smcb3ZP9uMtKKWyizatREhGn

 

 

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世界の真実、最前線

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