既に過熱気味の2024年の米大統領選挙
11月8日に迫ってきたアメリカの中間選挙です。
各種世論調査に依れば、共和党が上院、下院共に過半数を制する勢いが見られます。
トランプ前大統領は自信満々に違いありません。
10月22日にテキサスで行われた共和党候補者の応援演説でも強気一辺倒でした。
曰く「前回も前々回の大統領選挙でも勝ったのは自分だった。今のバイデン政権はフェイクでしかない。そのため、アメリカは経済も社会もボロボロだ。これを立て直すのは自分がホワイトハウスにカムバックするしかない」。
更にメディアの取材に答えて「共和党には大統領選に名乗りを上げそうな人物は多数いるようだが、自分が出馬宣言をしたら、皆、辞退するすると約束してくれている」とまで踏み込んだ発言をしています。
下馬評では、元国連大使のニッキー・ヘイリーを副大統領候補に指名する模様。
インフレが加速するアメリカでは、国民の不満が高まっており、共和党にとっては攻めやすい状況です。
対するバイデン陣営ですが、日に日に厳しい情勢に追い込まれています。
11月20日に80歳の誕生日を迎えるバイデン大統領ですが、ホワイトハウスの前庭でTVの取材を受けた時の発言で話題騒然となりました。
年齢についての質問に、何と「明日には死んでいるかも」と弱気な回答をしたからです。
「自分は運命論者。明日の命は分からない」と補足説明していました。
悪気はないのでしょうが、自分の発言がどのような結果をもたらすのか、思いが至らないのでしょうか。
先日も2015年にガンで死亡した息子のビューについて「息子はイラクで戦死した」と語っていました。
明日にもこの世から消えるかもしれないと思っている大統領と、俺しかアメリカを再生できないと考えている前大統領の一騎打ちです。
もし、バイデン大統領が本当に明日、命を失うことになれば、副大統領のカマラ・ハリスが政権を引き継ぐことになります。
先般の安倍元総理の国葬に参列し、その足で韓国を訪問し、板門店を視察した際には韓国と北朝鮮を平気で言い間違えたハリス副大統領です。
攻めどころ満載となるわけで、トランプ前大統領とすれば、バイデンでもハリスでも、どちらが相手でも楽勝と踏んでいるフシが見られます。
いずれにしても、アメリカの今後が気になるところです。
今週土曜日(10月29日)夜8時には「ニコニコチャンネル」にて在米40年の竹中征夫氏をゲストに迎え、アメリカの未来を語ってもらいます。
質問やコメントも大歓迎ですので、是非、ご覧下さい。
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