明日から始まる中国共産党大会:サプライズはあるのか? | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

明日から始まる中国共産党大会:サプライズはあるのか?

10月16日、北京では5年に1度の共産党大会が開催されます。

 

習近平国家主席が異例の3期目に突入することが確実視されてはいますが、不穏な空気も漂っているようです。

 

北京市内の高速道路の橋げたには習近平批判の横断幕が掲げられるという珍事が発生しました。

 

例えば、「領袖は要らない。投票用紙が欲しい」。

 

要は、「独裁者でなく、民主的な選挙を導入してもらいたい」ということです。

 

他にも、様々な政権批判のメッセージが飛び交っており、国民の間で不平や不満が蓄積していることがうかがえます。

 

 

感染症対策としてのロックダウンや猛烈なインフレに見舞われ、先行きに不透明感を抱く人々が増えているに違いありません。

 

「終身国家主席を目指すのではないか」と憶測を呼んでいますが、習近平国家主席にとっては難しいかじ取りが必要とされています。

 

そんな中、日本にとって気になる動きが密かに進んでいるようです。

 

何かといえば、「新型コロナウイルスの起源が日本ではないか」という研究に他なりません。

 

日本人にとっては「まさか!」でしょう。

 

しかし、欧米から「COVID-19は武漢の感染症研究所から流出したのではないか」と批判的な見方をされている中国は、何とか汚名返上を図りたいと知恵を巡らせています。

 

その一環でしょうが、フランスとラオスの専門家に委託し、コロナウイルスの発生源と見られるコウモリの研究を行ってきました。

 

その結果、武漢が発生場所といわれてきたコロナウイルスですが、ラオス西部の洞窟の中で発見されたコウモリと密接な関係があることが判明したとのこと。

 

 

更に驚かされたのは、同じようなウイルスがカンボジアや日本に生息するコウモリからも見つかったというのです。

 

2016年から2019年にかけて、日本を始めアジアの8か国で採取されたコウモリ由来のウイルスを武漢の研究所ではアメリカの研究者を招いて共同で実験を重ねていたと報告されています。

 

合計2万2257のサンプルが研究対象になりました。

 

明日からの共産党大会で最も警戒されているのが「新たな感染症の拡大」に他なりません。

 

厳重な感染症対策が実施されているようですが、万が一、新たな変異種による急拡大が発生した場合、その原因が日本に向けられる可能性もあります。

 

「寝耳に水」といった事態に陥らないように、中国政府とも事前の情報交換をしておく必要がありそうです。

 

 

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