ロシアで急増する精神病患者:その数は500万人を突破!
ウクライナ戦争はますます泥沼化しています。
先週末にはクリミア大橋が爆破されるという事件が発生しました。
これにはプーチン大統領も怒り心頭に達したようです。
なぜならこの大橋は全長19キロに及び、ロシア本土とクリミアを結ぶ道路と鉄道の幹線に他ならず、プーチン大統領の肝入りの巨大インフラでしたから。
この大橋が機能不全となれば、ロシアが併合したクリミアへの物資の補給が困難になりかねません。
この危機的事態を受け、プーチン大統領は「ウクライナの特殊部隊による破壊工作だ。この落とし前はただでは済ませられない」と強硬姿勢をあからさまにしました。
早速、ウクライナのキーフをはじめ多くの主要都市へのミサイル攻撃を開始しています。
どうやらウクライナ戦争は新たな局面に突入したと言わざるを得ません。
注目すべきは「アルマゲドン将軍」と異名をとるスロビキン将軍が対ウクライナ特別作戦の総司令官に任命されたことです。
凶暴さで知られる同将軍の動きが気になります。
と同時に、ロシアでは成人男子30万人の召集が進んでおり、国外に脱出を図る人々も急増しているようです。
そんな状況下、ロシアで深刻化しているのが、精神疾患を訴える人々が急増していることです。
ロシア国会の保険衛生委員会では「精神疾患対策省」の新設が議論されるようになりました。
同委員会の報告によれば、「ロシアでは500万人以上が精神に異常を訴えている」とのこと。
重症化する事例は限られているようですが、不眠症やうつ病は当たり前。
調査によると、「国民の78%が自分の力では克服できない」と悲観している模様です。
にもかかわらず、精神科医に通っている人は2%に過ぎないのが現状。
そこで、ロシアの国会では英国や日本に倣って「精神的悩みや孤独症を改善する国家的な取り組みを始めるべき」との論議が始まりました。
プーチン大統領にとっては「どこ吹く風」かも知れませんが、500万人もの「悩めるロシア人」にとってはウクライナ戦争の重荷は簡単には吹き飛ばせるような代物ではなさそうです。
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