間もなく敬老の日！世界最高齢は１１８歳のフランス人女性

来る９月１９日の月曜日は「敬老の日」です。

１９６６年に国民の祝日に制定された時は９月１５日でした。
 

それ以前は「としよりの日」とか「老人の日」と呼ばれていたものです。
 

ハッピーマンデー制度が導入されたため、９月の第３月曜日が「敬老の日」になりました。
現在、日本で最高齢者は大阪在住の女性で１１５歳です。
 

記録的には１１９歳まで生きた福岡県の女性がいました。
 

世界的に見れば、フランス人の女性が１１８歳で記録更新中です。
 

この女性はランドンさんというのですが、コロナに感染した後、元気に回復したケースの最高齢者でもあります。
 

このところ、９６歳で亡くなった英国のエリザベス女王のことが国葬の在り方を含めて話題になっていますが、日本でも世界でも女性の方が長生きのようです。
 

とはいえ、男性も決して負けてはいません。
 

先ごろ他界したロシアのゴルバチョフ元大統領は９２歳でした。
 

奥さんよりずいぶん長生きだったわけです。
 

よく欧米人よりアジア人、中でも日本人は長生きと言われますが、個人差が大きいと思われます。
 

というのも、小生がかつて同じ研究所で仕事をしたことのあるキッシンジャー元国務長官は何と９９歳ですが、いまだにバリバリ現役の国際政治アドバイザーとして活躍中です。
 

最近も米中関係の緊張が顕在化する中、米中国交樹立に向けての「隠密外交」の立役者として５０年前のニクソン大統領訪中の裏話を語っていました。
 

また、マレーシアのマハティール元首相も安倍元総理の弔問のために来日してくれたのですが、これまた９７歳でマレーシアの地方政党の代表を務める現役の政治家です。
 

要は、気持ち次第ではないでしょうか。
 

そして自分のやりたいことがあれば、そのために肉体も精神もきちんと手入れをすることで元気で長生きができるように思えます。
 

１０５歳まで現役の医師を務めた日野原重明先生の口癖は「未来の自分との対話を欠かさないこと。未来の自分と約束をすれば、その約束を実現するために身も心も元気でいてくれる」というものでした。
 

これからは「敬老の日」ではなく、「若返りの日」も必要な時代と言えそうです。


 

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