【8月第三週】今週のビックリニュース第3弾“台湾からノックダウンさせられたペロシ下院議長” | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

【8月第三週】今週のビックリニュース第3弾“台湾からノックダウンさせられたペロシ下院議長”

鳴り物入りで台湾を訪問し、アメリカの台湾支援の強い姿勢を世界に示したとされるナンシー・ペロシ下院議長ですが、足元がぐらつく事態に直面してしまいました。

 

先ずは、台湾から韓国、日本経由で帰国した直後にNBC放送のTV番組に出演し、「中国は世界でも最も自由が保障された国の一つである」と発言したことです。

 

この発言に真っ先に食いついたのはトランプ前大統領でした。

 

曰く、「ペロシは共産党の独裁体制下の中国が世界で最も自由な国の一つだとほざいている。民主党の奴らは、このアメリカを中国共産党と同じように独占支配しようと目論んでいるに違いない」。

 

トランプ氏にとっては留飲を下げた思いに違いありません。

 

 

いくらアジア歴訪で時差の影響があったとしても、手の平を返したようなペロシ発言は「中国を持ち上げ過ぎ」との批判は免れないでしょう。

 

そもそも、台湾で蔡英文総統以下と懇談した時と正反対の言いぐさですから。

 

結局、すったもんだの末、ペロシ議長のスタッフが修正に走りました。

 

曰く、「議長は“台湾”と言うべきところを“中国”と言い間違えたのです」。

 

そして、このTV番組の問題発言箇所も削除することになりました。

 

しかし、より強烈なパンチは台湾政府から飛んできたのです。

 

それは何かといえば、ペロシ議長には息子のポール・ペロシ・ジュニア(53歳)が同行していたことに他なりません。

 

 

もちろん議員団に家族が同行することはよくあります。

 

しかし、ペロシ議長は息子の同行を公にしていませんでした。

 

そこには重大な秘密が隠されていたからでしょう。

 

そのことを台湾政府が明らかにしました。

 

それは彼女の息子は中国清華大学発のベンチャー企業であるBORQS(ボルクス)の主要な投資家であり、同社CEOに次ぐ第2の大株主という事実です。

 

それでなくとも、ペロシ議長は投資家の夫に議会の内部情報を提供し、株式市場で大儲けをさせているとの批判を受けています。

 

今回もペロシ議長は台湾の世界的半導体メーカーTSMCの会長との面談に息子を同席させていたと言われています。

 

何やらきな臭い限りです。

 

台湾政府にとっては、台湾企業の買収や乗っ取りを模索している可能性のある中国企業の大株主を密かに同行させ、要人との面談に同席させていたことは心外でした。

 

これでは何のために台湾を訪問したのか、疑心暗鬼となった台湾政府ならずとも首をかしげざるを得ないでしょう。

 

 

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