【8月第一週】今週のビックリニュース第１弾“トランプ対マスクの対決勃発！”

日本では今日は「水の日」です。

不都合な出来事は水に流し、リセットするというのが日本人らしいところ。
 

一方、アメリカでは「水に流す」ような発想はありません。
 

そのメンタリティを象徴的に表しているのが、２０２４年にホワイトハウスへのカムバックを目指すトランプ前大統領と世界１の大富豪であるイーロン・マスク氏の対立です。
 

マスク氏は長年、民主党を支持してきましたが、最近は「共和党に鞍替えした」と言います。
 

何しろ、ツイッターでのフォロワー数は１億人を軽く突破しているマスク氏です。
 

彼が誰を支持するかはアメリカの政治を大きく変える可能性を秘めています。
 

そのことを踏まえ、マスク氏は「次回の大統領選挙では、自分が気に入った候補には２５００万ドルを提供する」と発言。
 

ツイッターを４４０億ドルで買収すると発言して物議を醸したマスク氏です。
 

こちらは裁判にもつれ込みそうですが、大統領候補に資金援助することで、経済のみならず政治にも物申す意気込みを見せています。
 

では、共和党の誰を押そうとしているのでしょうか。
 

ついに「フロリダに州知事を務めるデサンティス氏に投票する」と明らかにしました。
 

マスク氏曰く「今年１１月に８０歳になるバイデン大統領は老害の極みだ。トランプ氏も６月に７６歳になった。２年後の選挙では７８歳だ。トランプ氏はアメリカの分断を悪化させることしかできない。こんな老いぼれに任せることはできない」。
 

確かに、現在５１歳のマスク氏から見れば、バイデン氏もトランプ氏も「お払い箱」というわけです。
 

それなら自分が出馬すれば良さそうなものですが、南アフリカ生まれのマスク氏にはアメリカでの大統領選挙に立候補する被選挙権はありません。
 

ウクライナ戦争でも自前の通信衛星網を駆使して、ロシア軍と戦うウクライナ軍を全面的に支援しているマスク氏です。
 

彼がバックにつけば、デサンティス氏にとっては「鬼に金棒」となるでしょう。
 

これに猛反発しているのがトランプ氏です。
 

早速、マスク潰しを始めました。
 

曰く「マスクは大ウソつきだ。ツイッターを買収すると大言壮語しながら、結局は敵前逃亡してしまった。あいつは共和党には票を入れたことがないとほざいているが、俺と会った時には、この俺に投票したと告白していた。あんなウソつきの言うことは信じられない」。
 

激烈な言葉のミサイルが飛び交っていますが、まだまだ序の口でしょう。
 

これから舌戦が本格化するはずです。
 

「水に流す」ということは想像できません。


 

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