マックの法則が正しければ、ロシアとアメリカの戦争は近い?! | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

マックの法則が正しければ、ロシアとアメリカの戦争は近い?!

皆さん、「マックの法則」をご存知ですか?


本ブログでも以前、紹介したことがあります。
 

何かと言えば、「マクドナルドが進出している国同士では戦争が起きない」という法則のことです。
 

科学的な根拠があるわけではありませんが、マック・ファンの間では広く流布しています。
 

以前、朝鮮半島の平和に関する6者協議に参加した際に、北朝鮮の代表から「平壌にマクドナルドを誘致したい」との相談がありました。
 

その時も「平壌にマックが来てくれれば、平和統一につながる」と聞かされたものです。
 

さて、このところの話題はロシアからの撤退を決めたマクドナルド本社の真意を巡る論争に他なりません。
 

当初は欧米の経済制裁に従う形で、マクドナルドはロシア国内の店舗をしばらく休業にするが、従業員の給料は払い続けるとのことでした。
 

実は、マックの1号店がモスクワに進出したのは冷戦が終わった1990年のこと。
 

 

その1年後にはソ連が崩壊しました。
 

正に、マックを味わったロシア人がソ連を終わらせたようなものです。
 

以来、平和の象徴となったマックはロシア国内に850店舗を超える勢いで今日までロシア人にアメリカの味を提供してきました。
 

従業員の数も8万人と多いため、ロシアでの営業中止は暫定的なもので、状況が落ち着けば再開されるものと多くのロシア人は期待していたものです。
 

 

ところが、全世界の売り上げの1割ほどを占めるロシア市場から、マクドナルド本社は「未来永劫、事業を完全にたたむ」と、このたび正式に発表しました。
 

これにはロシア人も世界のロシア・ウォッチャーも驚かざるを得ません。
 

恐らく、ロシアとアメリカの戦争が差し迫ったことを、マクドナルドの経営陣が見抜いた結果でしょう。
 

確かに、ロシアにマックが少数でも店舗を維持している時に、アメリカとの戦争になれば、世界的に知られてきた「マックの法則」が破綻することになってしまいます。
 

そうした事態を避けようとしたのかも知れません。
 

もちろん、ウクライナにもマックはあります。
 

しかし、プーチン大統領は「これは特別軍事行動で戦争ではない」と屁理屈をこねていますので、マクドナルドとすれば、ウクライナの現状では「マック神話」が傷つくほどのものではないと判断を留保していたフシがありました。
 

しかし、この度のマクドナルドのロシアからの完全撤退という重い決定は、ロシアとアメリカの間で本格的な戦争が近いことをひしひしと感じさせるものです。
 

 

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