ウクライナ劇場は喜劇から悲劇の舞台に
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が急展開を見せています。
日本でも世界でもウクライナの行く末に対する関心や懸念は高まる一方です。
そんな中、当事国のゼレンスキー大統領への批判が爆発しています。
これまでも経済が一向に上向かず、国民の間では相当な不満が鬱積していました。
今回も、アメリカやイギリスから「ロシアによる侵攻が近い」との警告を受けていましたが、「心配ないです。あまり危機感を煽らないで下さい。静かに見守っていて欲しいですね。万が一、ロシアからの攻撃があっても、押し返します。ウクライナ人は強いですから」と、まるで気にしていないノー天気ぶりでした。
もともと喜劇俳優で、たまたまTVドラマで大統領の役を演じたことがきっかけで、あれよあれよという間に本物の大統領になってしまった人物です。
政治手腕も外交経験も持ち合わせていない、ずぶの素人に過ぎませんでした。
今でもコメディアン時代の習慣が抜けきらず、一昨日もロシア軍の攻撃が始まっていたにもかかわらず、「ロシアによる侵攻」と題するドキュメンタリー映画の監督兼俳優からのインタビュー取材に応じていました。
しかも、ご丁寧に自分のインスタグラムにその様子をアップしているではありませんか。
これには内外から非難ゴウゴウの火の手が上がりました。
本人曰く「内外の人々にロシアの横暴さを知ってもらい、ウクライナへの支援をお願いしたかった」。
どうも、ドラマと現実の違いが分かっていないようです。
これでは柔道黒帯で、百戦錬磨のプーチン大統領からはまともに相手にされるはずもありません。
案の定、昨日、プーチン大統領に緊急の電話を入れたそうですが、出てもらえなかったとぼやいていました。
まさに、ウクライナの喜劇が悲劇に様変わりしたと言っても過言ではない展開です。
なお、肝心のアメリカですが、バイデン大統領は「プーチンは侵略者だ」と口ではひどく非難していますが、ロシア軍を攻め返すような具体的な動きは全くありません。
その理由はトランプ前大統領もそうでしたが、バイデン大統領も身内のウクライナ利権がらみの弱みをロシアに握られているからです。
そうした知られざる舞台裏を来る3月3日(木)夜8時から、ニコニコチャンネルの『浜田かずゆき 世界の真実、最前線』で紹介します。
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【次回放送】2022年3月3日(木)20時~
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