トンガの海底火山噴火で一儲けを狙うイーロン・マスクの商魂 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

トンガの海底火山噴火で一儲けを狙うイーロン・マスクの商魂

トンガの海底火山の噴火は大きな被害をもたらしています。

 

連日の報道にもあるように、国民の8割以上が住まいや職を奪われたようです。

 

近隣のオーストラリアやニュージーランドは言うに及ばず、日本からも自衛隊が飲料水や救援物資を送り届けています。

 

とはいえ、世界の地質学者が疑問を投げかけている問題にも目を向ける必要があるでしょう。

 

何かと言えば、アメリカのNASAが公開した衛星画像を分析すると、噴火直後から異常な動波が観測されているからです。

 

何しろ、爆発の威力は広島に投下された原爆の500倍と言われれています。

 

 

しかも大気圏内に放出されたガスは1万6000キロ先まで広がり、海面から上空の電離層にまで到達しているのです。

 

ドイツやイギリスの専門家によれば、「こうした現象は過去に前例がなく、自然界ではあり得ない。核兵器のような人為的な仕掛けが関係した可能性も否定できない」とのこと。

 

海底ケーブルが寸断され、インターネットも電話回線も思うように使えないため、被害の詳細や原因究明もこれからです。

 

そんな折、あのイーロン・マスク氏が「インターネットのことなら、お任せあれ」とばかり、突然、名乗り出てきました。

 

電気自動車の「テスラ」で大儲けし、今や世界1に躍り出た大富豪ですが、彼は「スペースX」という宇宙ロケット打ち上げ会社も経営しています。

 

そして既に1900機もの通信衛星を打ち上げ、「スターリンク」と呼ばれるインターネットサービスを途上国向けに売り込んでいるのです。

 

 

正に「好機到来」というわけでしょう。

 

得意のツイッターで「トンガの皆さん、インターネットが使えないと不便でしょう。お手伝いしますから、ご連絡下さい」と呼びかけています。

 

ご記憶でしょうか?

 

2019年、タイの洞窟に閉じ込められた12人の少年を救出するために「ミニ潜水艦を建造する」と申し出たのもマスク氏でした。

 

あの時は結局上手く行かず、救出劇のヒーローの座をイギリス人の潜水ダイバーに持って行かれました。

 

その汚名返上を意図しているのかも知れませんが、どうも動機不純のような気がしてなりません。

 

というのも、マスク氏はその費用負担をニュージーランド政府に要請しようとしているからです。

 

 

 

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