海部俊樹元首相は91歳で逝去。マハティール元首相は96歳で復活! | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

海部俊樹元首相は91歳で逝去。マハティール元首相は96歳で復活!

「水玉模様のネクタイ」がトレードマークだった海部俊樹元首相ですが、去る1月9日に肺炎が原因で91歳の生涯を閉じました。


昭和6年に名古屋で生まれ、早稲田大学の「雄弁会」で政治の道に目覚めたと言われています。
 

 

「昭和生まれの初の代議士」となり、その後「昭和生まれの初の総理大臣」に上り詰めたわけですが、平成21年の衆議院議員選挙で落選し、政界を引退。
 

引退後は世界連邦運動協会の会長などを務め、中国や台湾との交流も重視し、日中の対話を心がけていました。


心よりご冥福をお祈りします。
 

一方、マレーシアのマハティール元首相ですが、年末から入退院を繰り返していた国立心臓病治療センターから1月13日に晴れで解放されたとのこと。
 

こちらは96歳ですが、3度の心臓発作を乗り越え、早ければ本年中にあると言われる総選挙に向けて陣頭指揮を執る姿勢を見せています。


何しろ前後2回、通算24年間も首相の座にあったわけで、今でも自ら率いる野党の党首として目を光らせていることは間違いありません。
 

 

「ルック・イースト」(日本に学べ)政策を推進したマハティール博士ですが、彼の辞書には「引退」という言葉はなさそうです。
 

92歳で現役の首相を務めていたため、当時、ギネスによって「世界最高齢の現役首相」として認定されました。
 

政治家の場合は引退すれば「ただの人」になり、生気を失うことが多いようです。
 

その点、マハティール博士の場合は、首相を退いた後も、地元選出の国会議員として今日まで現役政治家として「汚職追放」と「災害復興」に取り組んできています。
 

これこそが健康長寿の秘訣かも知れません。
 

このところ大雨や洪水で被害が深刻化しているマレーシアです。
 

入院中も「退院でき次第、被災地を訪ね、復旧に尽力せねば」とツイターで熱い思いを綴っていたマハティール博士でした。
 

まだまだこれからの活躍を期待させる「マレーの虎」ならぬ、「マレーの星」と言えそうです。


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