2021年の顔に選ばれたイーロン・マスク氏 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

2021年の顔に選ばれたイーロン・マスク氏

ライト兄弟が世界初の飛行機実験に成功したのは1903年でした。

 

誰もが「鳥のように空を飛べる」などとは思いつかなかったわけで、常識を打ち破った瞬間です。

 

その7年後、1910年12月14日、日本発の飛行実験が東京、代々木の練兵場で行われました。

 

その時の飛行距離は60メートルです。

 

あれから111年が経ち、人類は宇宙旅行を手に入れる時代に突入しました。

 

そして民間の宇宙ロケット打ち上げ会社「スペースX」を率いるのがイーロン・マスク氏です。

 

電気自動車「テスラ」の創業社長でもあり、株価の急上昇のお蔭で、今や世界1の大富豪の座に収まっています。

 

何しろ、テスラの時価総額は1兆ドルを突破。

 

トヨタはじめ世界の自動車メーカーが束になっても敵(かな)いません。

 

そんな彼が「TIME」誌恒例の「Person of the Year」に選ばれました。

 

「2021年の顔」というわけです。

 

 

6600万人ものツイッターのフォロワーを従えての快挙に他なりません。

 

彼の得意技は敢えて物議を醸すような派手なSNSを連日繰り出し、ファンを増やすことで、電気自動車の販売促進に結び付けていることです。

 

日本でも現在国際宇宙ステーションに滞在中の前沢友作氏を含め、楽天の三木谷社長やホリエモンなど、熱心な信奉者を多く抱えています。

 

 

マスク氏は「現代版ノアの箱舟」を準備中で、火星への移住を本気で構想しているようです。

 

地球から人類や動植物を運び、理想の宇宙都市を建設するとの夢を語っています。

 

逆に言えば、遅かれ早かれ、地球には住めなくなるということでしょう。

 

アイディア、資金、技術を持つマスク氏から見放された地球です。

 

彼は取りあえず50万人から始め、2050年には200万人を火星に連れて行くと豪語しています。

 

 

「地球環境に優しいとのうたい文句を掲げ、電気自動車販売で世界1の大金持ち」になったわけですから、願わくば地球を見捨てることなく、本当に地球環境を良くするビジネスで「地球の顔」になって欲しいものです。

 

しかし、女性関係一つをとっても、長続きしないのがマスク氏ですから、地球に居座り続けることは土台無理な相談かも知れません。

 

 

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