1000歳まで生きると豪語するケンブリッジ大卒の教祖様
日本のメディアでは国際宇宙ステーションに到達した前沢友作氏の話題で持ち切りのようです。
宇宙空間に滞在中、ファンから募集した100の実験を行うとのこと。
ただ、無重力空間で紙飛行機をどこまで飛ばせるか、といった他愛のない実験ばかり。
とはいえ、壮大な宇宙に目を向けるきっかけを作ったことで、オミクロン株で右往左往する地上に向けて愉快なメッセージを届けたのであれば、免疫力の向上にも役立つかも知れません。
さて、宇宙旅行といえば、アマゾンのベゾス創業会長も自前の「ブルー・オリジン」号で地球周回ツアーをこの夏、成功させました。
そのベゾス氏ですが、これからの宇宙時代を生き抜くためには「延命長寿」が欠かせないと、様々なアンチエイジング事業に投資していることは、余り知られていません。
中でもイギリスのケンブリッジ大学でコンピュータ・サイエンスと生物学を収め、SENSと命名した「無限の生命を開発する研究財団」を立ち上げたオーブレイ・デ・グレイ博士への期待は半端ないようです。
というのも、シリコンバレーの大富豪仲間を誘って、デ・グレイ氏の研究に潤沢な資金を提供しているからです。
デ・グレイ氏の研究は「人の細胞をいかに若返らせるか」という一点にフォーカスされています。
彼曰く「100万年を生きることは大変だが、1000年を生きることは十分可能だ」。
要は、近い将来、人体の不具合は全て「ビンテージカー」と同じように、部品交換することで克服できるようなる、というわけです。
彼の風貌も年齢を感じさせないものがあり、シリコンバレーでは教祖のような存在に他なりません。
グーグルやオラクルの経営トップもぞっこんのようです。
とはいえ、その常識を超えたライフスタイルには疑問や批判も出ています。
その最たるものが、研究所で働く女性へのセクハラ疑惑の数々です。
そうした批判への対応が振るっています。
多くのガールフレンドと同じ屋根の下で暮らすデ・グレイ氏曰く「これから1000歳まで生きるのだから、結婚制度や一夫一婦制は意味がなくなる」。
彼の日常は携帯も車も使わず、運動もしないとのこと。
ただ、毎時間ビールを飲むそうで、それが「頭脳をフル回転させるパワーの源泉だ」と言います。
何やらビール好きの宇宙人のようです。
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