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オミクロン株はどこまで危険か?

1892年11月30日、北里柴三郎はドイツでの細菌学の研究を終え、福沢諭吉の支援の下、伝染病研究所を立ち上げました。

 

 

彼は破傷風やジフテリアの抗毒素を発見し、血栓療法の基礎を確立したことで、世界的に高く評価される細菌学者です。

 

今日でも、ノーベル生理学・医学賞を受賞された大村智博士が所属するのが北里大学に他なりません。

 

 

その大村博士が開発に係わって完成したのがイベルメクチンと呼ばれる感染症の治療薬です。

 

このところ世界を席巻している新型コロナウィルスに対しても、治療効果があると、大村博士はお墨付きを与えています。

 

小生の知人もコロナで入院した際に、イベルメクチンを飲み、回復したと喜んでいました。

 

しかし、この安価で錠剤のため簡単に飲める特効薬は日本でも世界でも広まっていません。

 

欧米の大手ワクチンメーカーからすれば、「そんなに安い薬は売っても儲からない」ということでしょうか。

 

日本発の治療薬が世界のパンデミックの救世主になる可能性もあるわけで、それが広がらないのは残念な気がしてなりません。

 

 

そんな折、新たな変異種「オミクロン株」が、南アフリカから広がり始めたようです。

 

次々に変異種が生まれ、その都度、皆がパニック状態に陥いるという繰り返しが起こっています。

 

メディアも政府も人々の不安心理を煽るような対応ばかりで、根本的な解決策を打ち出すことはありません。

 

結局、新種のウイルスが見つかるたびに、新たなワクチン接種が必要とされ、ワクチンメーカーは製造が間に合わないという「嬉しい悲鳴」を上げているわけです。

 

とはいえ、もともと2年前に中国武漢で確認されたCOVID-19と呼ばれる新型コロナウィルスですが、発生源やその変異過程の特定すらできていません。

 

今回のオミクロン株にしても、その実態は明らかにされないままです。

 

本当に恐れるべきものなのか、また、繰り返しワクチンを接種する必要があるのか、しっかりと納得できる説明をするのが「国民の生命と財産を守る」政府の使命ではないでしょうか。

 

現状は「特定のワクチンメーカーの利権を擁護する」ことで終わっているように思えます。

 

北里柴三郎の思いが偲ばれる今日この頃です。

 

 

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