やはりバイデン大統領もケネディ暗殺ファイルは非公開 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

やはりバイデン大統領もケネディ暗殺ファイルは非公開

去る10月18日の本ブログで取り上げましたが、明日10月26日がケネディ暗殺ファイルの非公開部分の公開期限です。


トランプ前大統領は2017年10月の時点で、「非常に興味深い。全面公開する」と断言しましたが、結局、先送りにしてしまいました。
 

そしてバイデン大統領ですが、上院議員だった頃から、ケネディ暗殺ファイルの公開を強く主張してきています。
 

どのような決定がなされるのか期待感が高まっていました。
 

 

小生はケネディ暗殺の現場となったテキサス州ダラスには何度も足を運んでいます。
 

単独犯とされたオズワルドが立てこもっていたビルにも上り、こんな距離から移動中のケネディ大統領の頭に弾丸を命中させることは至難の業だと疑問に思ったものです。
 

大半のアメリカ人もそう思ったに違いありません。
 

いわゆる「陰謀論」が生まれたのも当然と思われます。
 

 

先週金曜日の10月22日、バイデン大統領が早々と声明を出しました。
 

曰く「ケネディ暗殺ファイルの全面公開は2022年12月まで延期する」。
 

その理由がふるっています。
 

「新型コロナウイルスの影響でファイルの詳細を分析する時間が足りない」というのです。
 

ただ、「一部のファイルは2021年12月には公開できそうだ」とも付け加えています。
 

暗殺事件が起こった1963年11月から間もなく60年近くが経つというのに、なぜ、ここまで公開に躊躇するのでしょうか。
 

バイデン大統領は「新型コロナウイルス」を理由に「機密文書の公開が国家の安全保障にどのような影響をもたらすのか検討が必要なのだが、専門スタッフが不足している」と、奇妙な言い訳に終始しています。
 

アメリカ国立公文書記録管理局(NARA)のスタッフが「コロナの影響で十分検証作業が進められない」とのこと。
 

何とも都合よくコロナ感染が広がったものです。
 

政府が都合の悪い文書を隠蔽するのは、日本を含め万国共通の現象としか言いようがありません。