マクロン、トランプ両氏の夫婦道は対照的
本日のZOOM講演会に多くの皆さんにご参加頂きまして、誠にありがとうございました。
これまでの「国際政治の最前線」スタイルとは趣向を変え、「世界のリーダーを操る女性たち」の視点から、フランスのマクロン大統領夫妻とアメリカのトランプ前大統領夫妻の「夫婦道」について語った次第です。
両夫妻とも年の差は同じく24歳。
とはいえ、マクロン大統領夫人は24歳年上で、トランプ前大統領夫人は24歳年下です。
共に夫を支えるという役回りですが、その演じ方は対照的。
前者が熟女型だとすれば、後者は魔女的と言えるでしょう。
マクロン夫人は超エリートの夫をより庶民的に見せるようにするため、人前での抱擁や口づけを欠かしません。
夫のために「若返り」の努力を重ね、世の女性からも幅広く支持を集めています。
一方、トランプ夫人の場合は浮気性の夫を毅然とした態度で諫めることで、同じく女性からの支持を集める工夫を重ねているようです。
ホワイトハウス時代のシークレットサービスが彼女を「ラプンツェル」(グリム童話に登場する魔女)とあだ名で呼んだのも、さもありなんと思われます。
また、両夫人に共通するのは、夫や自分に関する批判的な報道に敏感で、あらゆる手段を講じて、「不都合なニュース」は「フェイクニュース」として封印しようとすることです。
いずれにせよ、これまでも、また、これからも2人の女性は夫と共に世界の注目を集め続けることは間違いないでしょう。
来年はフランスで、2024年にはアメリカで大統領選挙が行われます。
熟女と魔女の動きが益々注目されるはずです。
次回のZOOM講演会もご期待下さい。