コロナの感染や重篤化を防ぐ自然食の効果
新型コロナウイルスの感染と重篤化を予防する効果が「自然食」に見出せるとの研究報告がハーバード大学医学部とロンドンのキングズカレッジによって公表されました。
「ワクチンが切り札」との見方に日本政府は固執しているようですが、食生活を工夫することの重要性に目を向けるべきではないでしょうか。
アメリカとイギリスの59万人を対象にした調査ですが大いに参考になります。
それによると、19%の調査参加者がPCR検査で陽性反応を示しました。
しかし、いわゆる「プラントベースダイエット」(自然食)を実践しているグループと、そうではないグループを比較したところ、自然食の人々はコロナの感染率が10%、そして重篤化率が40%も低いことが判明したというのです。
コロナウイルスを寄せ付けない決定打は「プラントベースダイエット」であり、野菜や果物など植物を中心とした食事が大切という結論。
加工が最小の果物や野菜、全粒穀物、豆類、ナッツ、ハーブ等を食事のメインにし、赤肉、乳製品など動物性製品を除いた食生活のメリットを強調しています。
キングズカレッジの栄養学のベリー博士曰く「健康食がコロナの感染を防ぐことを証明した世界初の研究だ」。
とはいえ、最近流行の「ヴィーガン食」にこだわる必要はないとのこと。
要は、ある程度の肉や魚を食べてもOKですが、あくまで野菜と果物を主にとることが肝心というわけです。
実は、東京農業大学では「納豆菌」がコロナ感染に対する予防効果があるとの研究を発表しています。
皆さんも参考にして下さい。
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