ワクチン接種者の方がコロナの感染率が高い!イスラエル保健省の報告
東京ではコロナの1日の感染者数が3000人をはるかに超え、全国では1万人を突破する勢いで、正に「第5波」の様相を呈しています。
そんな中、菅総理は相変わらず、「ワクチンが切り札」と主張し、ファイザーのブーラ社長を東京オリンピックに招き、迎賓館にて河野大臣と共に接待しました。
ファイザー社がオリンピックの参加選手団4万人分のワクチンを無償供給してくれたことへのお礼と、日本向けのワクチンの早期提供をお願いしたわけです。
日本政府は同社との間では既に1億9400万回分のワクチンの契約を結んでいますが、供給の前倒しを要請したということです。
ファイザーの社長は大喜びしたに違いありません。
しかしながら、ファイザーのワクチン接種が世界で最も進んでいるイスラエルの保健省では東京オリンピックの開会直前に「ファイザーのワクチンの感染防止効果は限定的なもので、特にデルタ株に対しては39%しか有効性が確認されていない」という衝撃的な報告書を公表し、ニューヨークタイムズなどでも大きく取り上げられました。
イスラエルではコロナによって死亡した人の81%、そして重篤化し入院中の患者の65%はワクチンを2度接種していたことも明らかに。
一方、ワクチンを接種していない人の間では死亡も重篤化もほぼゼロとのこと。
イスラエルのベネット新首相は「ワクチンは有効だ。接種拒否者がいることが問題だ」と、いまだに声高にワクチン接種を訴えていますが、国民の間では懐疑心が広がっているようです。
ファイザーのワクチンに関しては2020年末の時点では予防効果は96%と宣伝されていましたが、今では28%にまで低下しているのです。
要は、ワクチンは決して万能の切り札ではないということです。
そうした現実や科学的データを踏まえた上での冷静な感染症対策が欠かせないはずです。
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