海面上昇や洪水を引き起こす月の引力 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

海面上昇や洪水を引き起こす月の引力

1969年7月20日、アポロ11号のアームストロング船長が人類史上初となる月面到着という快挙を成し遂げました。

 


「この一歩は小さいが、人類にとっては偉大な躍進である」とのメッセージを地球に送ってくれたものです。
 

あれから52年が経ちました。
 

その間、月に関する研究も大いに進展しています。
 

中でも月の引力と地球の海面上昇に関する相関性は特筆に値するでしょう。
 

我々は地球温暖化が海面上昇や洪水を引き起こしていると思いがちです。
 

しかし、国立海洋大気研究所の調査によれば、1880年から世界の海面上昇は24センチほどになるとのこと。
 

 

その最大の原因は18.6年ごとに発生する月の「ぐらつき(wobble)」が地球に影響を及ぼしているためといいます。
 

この揺れは1728年に最初に観測されたそうですが、その引力が地球の潮の干満を左右しているようです。
 

世界各地で洪水の被害が拡大していますが、国立海洋大気研究所が先月発表した報告書によると、2030年代に入ると洪水の頻度も規模も格段に大きくなるとのこと。
 

普段、月の引力を意識することはないかも知れませんが、我々人類も地球も月の影響を大きく受けているのです。
 

月が地球に向けて発している無言のメッセージを受け止める時かも知れません。
 

ニューヨークはじめ上海や大阪など沿岸部の多くの都市が水没する可能性があります。
 

 

早めの対策が欠かせません。
 

 

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