G7サミットでは菅総理より目立っていた文大統領 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

G7サミットでは菅総理より目立っていた文大統領

先週末、英国で開かれたG7サミットで、菅義偉総理は「新型コロナウィルス対策や地球環境問題に関する議論をリードし、来る東京オリンピックへの支持も取り付けた」と、NHKは報道していました。


しかし、現地から伝わってくる報道や映像を見ると、とてもそんな雰囲気は感じられません。
 

それどころか、正式メンバーでもない、韓国の文在寅(ムンジェイン)大統領の方が、はるかにリラックスして堂々としているように見えるではありませんか。
 

屋外での記念撮影では、菅総理が後方に緊張して立っているのですが、文大統領は最前列でホスト役のジョンソン首相とアメリカのバイデン大統領の間に陣取り、微笑んでいます。
 

 

また、会議の合間に英国空軍のレッド・アローズによる曲芸飛行を見学する際にも、文大統領夫妻は最前列で楽しそうにしていましたが、菅総理夫妻の姿はどこにも見当たりません。
 

世界が注目する檜舞台であるだけに、菅総理の「日陰の身」のような存在感のなさには驚かざるを得ませんでした。
 

 

バイデン大統領は78歳で認知症の傾向もあるということで、新婚早々のジョンソン首相と比べれば派手な立ち回りはありませんでしたが、それでもジル夫人が環境問題を意識した「LOVE」のマーク入りのジャケットを着るなど、話題作りには工夫を凝らしていたものです。
 

 

残念ながら、菅総理には振付師がいないのか、本人の性格なのか、国際社会にアピールする気持ちが伝わってきません。
 

これでは東京オリンピックも盛り上がりに欠けるものになりそうです。