世界でワクチン接種が最も進んでいる国で感染者が急増中! | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

世界でワクチン接種が最も進んでいる国で感染者が急増中!

皆さん、新型コロナウィルス対策のワクチン接種が世界で最も進んでいる国はどこか知っていますか?
 

答えはセーシェル。

 


インド洋に浮かぶ人口10万人ほどの島国ですが、毎年40万人を超える観光客が訪れているようです。
 

国民の72%がワクチンの接種を済ませています。
 

接種率のランキングでいえば、世界1がこのセーシェルで、第2位がアラブ首長国連邦(UAE)で、第3位がイスラエル。
 

セーシェルの場合はアストラゼネカ(英国)とシノファーム(中国)のワクチンを使っています。
 

観光客を呼び込むため、早い段階から国民のワクチン接種や感染症対策を強化し、入国する外国人観光客にもワクチンの接種証明を求めていました。
 

ところが、いったんは感染防止に成功したはずだったのですが、5月以降、感染者数が急増し、累計で6300人を超えたとのこと。
 

現在の感染者は1068人で、その内、セーシェル国民は84%で、残りが外国人。
 

事態を重く受け止めたセーシェル政府は夜間外出禁止令を出し、昼間もスポーツや文化イベントを含む集会は全てご法度で、民間企業にも在宅勤務を呼び掛けています。
 

 

しかも、医療関係者の間での感染が広がっているため、病院での対応が限界に近いと言います。
 

ワクチンの接種率世界1の国で、この状況です。
 

ワクチンへの過度の期待や依存は要注意という警鐘にすべきでしょう。