アメリカでワクチン接種が進むのはタダでビールが飲めるから!?
アメリカでは18歳以上の国民の6割がワクチンの接種を少なくとも1回は済ませたようです。
そのせいか、ピーク時、連日30万だった感染者数は今や3万人弱と減少傾向にあります。
そんな中、アメリカ政府は「感染の収まらない日本への渡航中止勧告」を出しました。
しかし、アメリカでワクチン接種が急速に拡大した理由は何でしょうか?
カリフォルニア大学(UCLA)が行った調査はアメリカ人の性格を明らかにしました。
というのは、ワクチン接種の最大の理由は「お金がもらえる」で、その次が「マスクなしで歩けるから」というもの。
この調査で「アメリカ人はタダでもらえるものを喜ぶ性癖があること」が確認されたと言います。
実は、大手企業は2月からワクチン接種者には現金とボーナスの支給を始めました。
5月に入るとホワイトハウスが音頭を取って、7月4日の独立記念日までは接種会場までのウーバーやリフトを使っての移動を無料にしたり、大手スーパーやスポーツ用品店とタイアップして各種割引券の配布を始めています。
もちろん、レストランでのビールや街頭でのドーナッツの無料サービスも人気のようです。
アンケートでは「タダでビールが飲めるなら、何回でもワクチンを打ちたい」という声も。
州によっては100ドルの現金やプリペイドカードを配っています。
ワクチン接種者を対象にした100万ドル(1億円)の宝くじの配布も話題となりましたが、ユナイテッド航空ではペアーで世界どこでも好きな場所に行けるチケットや1年間乗り放題チケットが抽選で当たるキャンペーンも展開中。
とはいえ、反動もあるようです。
「本当に安全で必要なワクチンなら、お金やモノで釣らなくてもいいのでは?」
そんな疑問から、かえって接種をためらう人も増えていると言います。
先のUCLAの調査でも、ワクチン接種を希望しない人の多くは「何か怪しい」と感じていることが判明しました。
日本では現金を配ることはないでしょうが、早晩、アメリカ式を見習ったワクチン接種キャンペーンが始まるかも知れませんね。
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