発明王エジソンとメリーさんの羊

１８３０年５月２４日、童謡「メリーさんの羊」がボストンで産声を上げました。

「Mary had a little lamb. 」で始まる歌詞やメロディは日本でも馴染まれていますね。
 

実は、トーマス・エジソンが発明した蓄音機に最初に自ら吹き込んだのが、この「メリーさんの羊」の最初の一節でした。
 

このことで、この童謡は一躍、全世界に知れ渡ることになったのです。
 

とはいえ、耳の不自由だったエジソンが自身の声を録音、再生させることに成功した時には、本人も大興奮したと言います。
 

彼の日記には「周りの連中は何とバカなことに時間を費やしているのか、と白い目で見ていた。しかし、ついに完成させた！嬉しくて、つい、メリーさんの羊を歌った。そして皆の前で、その歌が完璧に再生されたのだ。あんなに興奮したことは後にも先にもない」と当時の様子が書き残されています。

数多くの発明を成し遂げ、「発明王」の名で親しまれたエジソンですが、最も嬉しかったのが、この蓄音機だったようです。

サラ・ジョセファ・ヘイルさんが作った詩はアメリカで広く読まれ、メロディをつけた動揺は子供に限らず大勢が口ずさんでいたわけですが、エジソンの蓄音機に最初に録音されたという追い風を受け、世界で大ヒットを成し遂げたといえるでしょう。
 

なお、現在開催中の「浜田和幸の創作漢字書展」でも一番人気は「耳が不自由でも心で人の気持ちや自然界のメッセージを受け止めたエジソンの発明魂」を一文字で表した創作漢字です。
 

ご関心の向きは、是非、お立ち寄り下さい。
 

会期は５月３０日までです。

 

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浜田和幸創作漢字書展 開催記念 第二弾 ZOOM講演会
５月３０日(日)１４：００～１５：００
「世界の健康長寿ビジネス最前線」（参加無料）
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※５月２９日申し込み締め切り

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「浜田和幸の創作漢字書展」（入場無料）
期間：２０２１年５月２日(日)～５月３０日（日）１０：００～１６：００（火曜日・水曜日は定休）
会場：土屋グループ銀座ショールーム
（中央区銀座３丁目８－１０銀座朝日ビル３階、「銀座三越」から徒歩１分。電話：０３－５５７９－９９８１）