大西洋単独横断飛行でヒーローとなったリンドバーグの命を救った日本の漁民 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

大西洋単独横断飛行でヒーローとなったリンドバーグの命を救った日本の漁民

1925年の5月20日、午前7時52分、チャールズ・リンドバーグは愛機「スピリット・オブ・セントルイス」に乗り込み、ニューヨークからフランスのパリを目指して飛び立ちました。


33時間30分の飛行の後、翌21日、無事、「翼よ、あれがパリの灯だ」という名セリフと共にル・ブールジュ空港に降り立ったのです。
 

この快挙で彼は一躍、世界のヒーローとなりました。
 

ちなみに、彼の苗字はLindberghですが、英語の発音は「リンバーグ」で、dは発音されません。
 

その後、世界の航空路を開拓し続けたリンバーグですが、長男を誘拐され、身代金を届けたにもかかわらず、殺害されるという悲劇に見舞われました。
 

娘のリーブさん曰く「あの事件以来、両親は家族の安全を考え、頻繁に引っ越しを繰り返しました。また、父は子供たちに車の運転やスキーなど教えてくれましたが、常に周囲に目を見張り、怪しい動きに注意するように徹底的に指導されたものです」。
 

作家となったリーブさんとは、アメリカで親しくなり、ご両親の思い出話を聞かせてもらうことができました。
 

 

ところで、リンバーグ夫妻はパンナムの要請でアメリカとアジアを結ぶ航空路を開拓中、国後島の沖合で悪天候のために着水を余儀なくされ、2人は日本人の漁民に救われたとのこと。
 

1931年のことですが、以来、リンバーグとアン夫人は大の日本ファンになったそうです。
 

国後島にはリンバーグ夫妻の記念碑が島民によって建立されたのですが、現在、実効支配するロシア人によってきちんと維持されているのか分かりません。
 

駐日ロシア大使に直接たずねたのですが、「興味深いので調べます」と言われてから3年経ちますが、いまだ回答がないままです。


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