ビル・ゲイツに学ばせたい宮本武蔵の『五輪書』

“天下無双の剣聖”こと宮本武蔵は１６４５年（正保２年）５月１９日に６２歳の生涯を終えました。

巌流島での佐々木小次郎との決闘が有名ですが、剣の達人であったのみならず、人生の達人でもあったのです。



そのことは彼が書き残した『五輪書』や『独行道』からうかがえるでしょう。
 

曰く「一生の間、欲心思わず。わが事において後悔せず」。
 

この言葉を噛みしめて欲しいのはビル・ゲイツ氏ですかね。
 

ほんの数週間前までは「世界一の慈善事業家」として注目と尊敬を集めていました。
 

ところが、長年連れ添ったメリンダ夫人との離婚が明らかになるや、醜聞が止まりません。
 

マイクロソフトの創業社長であった立場を利用して、気に入った女性社員へのセクハラの数々。
 

また、独身時代から大勢のストリッパーを自宅に集めて仲間との乱痴気騒ぎ。
 

はたまた、児童買春容疑で刑務所入りし死亡したエプスタイン氏とつるんで、ノーベル賞を取るべく画策に走っていたことも暴露される有様です。
 

これでは「仮面の慈善家」と非難されても同情の余地はありません。
 

生まれ変わったつもりで、英語にも翻訳されている『五輪書』(The Book of Five Rings)を紐解いてもらいたいものです。


 

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