ビル・ゲイツ氏と離婚したメリンダさんはコカ・コーラの大株主に！

　本日は「コカ・コーラ」の誕生日です。

　１８８６年、ニューヨークでは「自由の女神」像の建設が進んでいましたが、その同じ頃、南部ジョージア州のアトランタで産声を上げたのが「コカ・コーラ」です。

（コカ・コーラが最初に売り出されたアトランタの薬局）

　薬剤師のペンバートン博士がシロップと炭酸水を混ぜ合わせた飲み物を薬局で売り出したのが始まりでした。

　当初は１日に１０杯売れるか売れないか、といった状況でしたが、今や世界で最も売れる飲料へと大躍進を遂げています。

　日本では１９５７年５月８日に製造発売が始まりました。

　アメリカでも日本でも５月８日は「コカ・コーラの祝日」といえるでしょう。

　実は、その恩恵を株主として最大限に享受してきたのが「オマハの賢人」と異名をとるウォーレン・バフェット氏や、そのアドバイスでコカ・コーラの株を大量に保有してきたビル・ゲイツ氏です。

　そんなビル・ゲイツ氏がメリンダ夫人との離婚を発表しました。

　財産分与が大きな関心を呼んでいますが、ゲイツ氏はメキシコにあるコカ・コーラのボトリング会社の株を全てメリンダさんに譲ったようです。

　その数は何と２５００万株！

　金額にして１億２０００万ドルになります。

　メリンダさんは一躍、コカ・コーラのボトリング会社の大株主になったわけです。

　一方、ゲイツ氏は財団名義で同社の株を依然として６２００万株も保有しています。

　２７年間の結婚生活で夫のビル・ゲイツ氏に騙され続けたと怒りを露わにするメリンダさん。

　今後はコカ・コーラの経営に関しても大株主として対決することがあるかも知れません。