世界の70%を股にかける米特殊部隊の隠密作戦と沖縄での事故 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

世界の70%を股にかける米特殊部隊の隠密作戦と沖縄での事故

米軍普天間基地に隣接する沖縄国際大学に米軍のヘリコプターが墜落した事故から11年が経ちました。


すると今度は、沖縄本島のうるま市沖で米軍ヘリが米艦船への着陸に失敗し、甲板上に墜落するという事故が発生。


今回は武装勢力に乗っ取られた船を奪還するとの想定で訓練中のこと。




米陸軍ヘリH60に搭乗していた米特殊部隊員とわが国の陸上自衛隊員の双方にけが人が出ました。


実は、米特殊部隊は現在、世界133カ国に配備され、さまざまな任務についています。


テロ対策が主ですが、捕虜や人質の奪還に向けて訓練を繰り返しているわけです。


アメリカの在外公館と緊密な連携をとりつつ、CIA、FBI、NSAとも協力し、あらゆる緊急事態に対応することを目指しているといいます。


ことの性質上、こうした訓練の詳細はすべて闇の中。


いくら沖縄県や日本政府が米軍に訓練内容の説明を求めても回答はありません。




果たして、こうした状態をいつまで続けるというのでしょうか。


「戦後70年」、「平和国家」、「自主憲法」と声高に訴えても、いまだにアメリカ政府とまともな話し合いもできないのでは、独立国として恥ずかしい限りです。


あらためて主権国家のあり方が問われます。