ベトナムが進める新経済外交
ベトナムから財務省の代表団が来日中です。
実は、このところベトナムの対外戦略が活発化しています。
その背景には、南シナ海の岩礁埋め立てをめぐり、中国との緊張が高まっていることがあるに違いありません。
そのため、チュン共産党書記長はアメリカを訪問し、オバマ大統領と2国間協力と南シナ海問題を話し合っています。
折しも、今年はベトナム戦争終結40周年。
また米越国交正常化から20年の節目の年に当たります。
ベトナムの訪日団は日本でのサムライ債の発行に向けて地ならしを熱心に進めています。
インフラ需要や人材育成のニーズが旺盛なベトナム。
日本政府も民間企業も前向きな対応です。
官民を挙げての日越協力の幕開きが感じられます。