拉致議連の総会で相次いだ問題提起
国会内で拉致議連の総会が開かれました。
平沼議連会長や山谷拉致問題担当大臣の挨拶から始まり、家族会を代表して横田滋、早紀江夫妻らのふりしぼるような訴えには胸が締め付けられます。
18年たっても拉致被害者を取り戻せない日本政府の不甲斐なさに家族会の方々も失望感を隠せない様子です。
救う会の西岡会長からは北朝鮮がこのところ日本人拉致被害者の遺骨ねつ造に今まで以上に熱心に取り組んでいるとの情報が明らかに。
また、核ミサイルの開発に日本製の部品が使われるなど、日本の経済制裁が機能していないとの問題提起もありました。
加えて、特定失踪者問題調査会の荒木代表からは現在国会で進行中の安保法制論議において、拉致問題という日本人の生命に関する重大事案がまったく議論されていないのは理解しがたいとの鋭い指摘が。
まったく同感です。
邦人救出に自衛隊が出ていくとすれば、まずは北朝鮮ではないでしょうか。
法案が衆議院から参議院に回ってきた暁には、目の前の危機として対応策をしっかりと議論せねばなりません。