「最終決戦のとき！不退転の決意で全員救出を！国民大集会」の開催

北朝鮮による拉致被害者の全員救出を求める国民大集会が日比谷公会堂で開かれました。

訪米直前の安倍総理も出席し、「拉致問題の解決なくして北朝鮮は未来を描くことはできない」と、強く訴えた後、政府専用機の待つ羽田空港へ。

各党代表による激励の挨拶が行われましたが、「次世代の党」の中山恭子参議院議員による切々とした訴えに会場からは最も大きな拍手が寄せられました。

日朝国交正常化と拉致問題の解決のいずれを優先すべきか、との選択を前にし、安倍総理の思いとは裏腹に、日本政府は正常化を優先しており、拉致問題をなおざりにしているとしか思えない、というのが中山恭子議員の問題提起に他なりません。

拉致問題の解決には“交渉のプロ”に委ねる必要があります。

日本人妻の帰国問題や日本人の遺骨収集や墓参の問題と絡めてしまうと、北朝鮮の思う壺。

「現在進行中のテロ」と言える拉致問題の解決には、「特化した交渉官を任命してほしい」との提案はもっともと思われました。

毎回のことですが、司会の櫻井よしこさんの毅然とした中にも気遣いあふれるコメントには参加者一同が勇気付けられています。

小生とすれば、北朝鮮とパイプの太いモンゴルや欧米諸国との連携を深め、北朝鮮内部へ楔を打ち込む戦略を進める必要性を感じています。