アイルランド大使夫妻の「聖パトリックスの日」らしい“おもてなし外交” | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

アイルランド大使夫妻の「聖パトリックスの日」らしい“おもてなし外交”

3月17日は「聖パトリックスの日」です。

アイルランドにキリスト教を広めた聖者の命日で、アイルランドでは国民の祝日となっています。

何しろ、ケネディ大統領もクリントン大統領もアイルランドの血を引いているため、本国に限らず、アメリカではニューヨークやボストンなどでも盛大なパレードが行われ、この時期の風物詩となっているほどです。

日本でもこのところ、アイリッシュの人口が増えているせいか、はたまたアイリッシュ・パブの人気高騰の影響でしょうか、九州でも北海道でも「聖パトリックスの日」を記念するイベントが開催されるようになっています。

そんな折、アイルランド大使夫妻の呼びかけで、都内のホテルにてアイリッシュ文化の紹介を兼ねた祝賀の集い開かれました。

昨年までは大使公邸で開催されていましたが、来場者が増え、入りきらなくなったため、今年からはホテルを利用することになったようです。

この日に合わせて訪日中のハウリン経済再生・公共支出改革大臣も参加し、アイルランドの投資環境の素晴らしさを盛んにPR。

欧米のみならず、アジア、アフリカ諸国の大使や経済人も多数顔を揃え、アイルランドの世界ブランド、ギネスビールを傾けながら、お国自慢に花が咲きました。

現在の駐日アイルランド大使はアン・バリントン女史。


(アン・バリトン大使(中央)、エド・ミリアーノ氏(右)と共に)

笑顔と決断の速さは折り紙つき。

また、御主人エド・ミリアーノ氏は風景画を得意とする画家です。

「こんなに絵心をくすぐられる国はないですね。毎日が新たな発見の連続です」と、日本の紹介につながる個展を一日も早く開けるように作品作りに邁進中とのこと。

得意分野と持ち味は違いますが、夫婦の息はピッタリ。

最後に、お二人から揃って「誕生日おめでとう」と言われ、大使館の「おもてなし外交」に感心した次第です。

実は3月17日は小生の誕生日でした。