リヤドで期待されるイスラム国との接触 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

リヤドで期待されるイスラム国との接触

本日、第189通常国会が召集されました。

天皇陛下をお迎えし、開会式が開かれ、内外に山積する課題の解決に向け、決意を新たにしたものです。

参議院本会議場の傍聴席には顔なじみの各国の駐日大使らの姿も。

天皇陛下のお言葉など式次第には通訳サービスがありません。

そのため、式が終了した後、外国の参列者は別室に案内され、国会の国際部の職員から英語で説明を受けるのが習わしです。



小生、この機会にイスラム圏の国々の大使らと現在進行形の「人質問題」についての情報交換に努めました。

わが国のメディアでは人質の写真が合成ではないかといったことが話題となっていますが、そうしたことはよくあることで目新しいことではありません。

これまでにも、存在していない架空の人質にメッセージを読ませたことがあるほどです。

重要なことは、イスラム国が何を狙っているのかを正確に判断すること。

実は、彼らは「9・11テロ」を上回る大規模な破壊工作を準備しているとの情報もあります。

先日、サウジアラビアのアブドラ国王の逝去に際して、アメリカ政府とイスラム国から送られた弔辞はほぼ同じ内容でした。

そして1月26日にリヤドで執り行われる同国王の国葬には各国の代表に交じって、イスラム国の代表も参列する意向を伝えています。

わが国からは皇太子や福田康夫元総理が弔意を示すためにサウジアラビアに向かいました。

イスラム国と何らかの接触ができるかも知れません。