さすがの中国も反省?APEC総会での“そっぽ向き”握手 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

さすがの中国も反省?APEC総会での“そっぽ向き”握手

ダイナマイトの発明で巨万の富を築いたアルフレッド・ノーベル。

ご存知「ノーベル賞」の生みの親です。

彼のひ孫にあたるマイケル・ノーベル博士が北京経由で東京にやってきました。

かつてはノーベル・ファミリー財団の理事長でしたが、現在はノーベル・チャリタブル・トラストの会長とのこと。

自然再生エネルギー技術の研究と普及のために世界各地を飛び回っている行動派の学者です。

地球環境問題からエボラ対策、世界経済とアベノミクスまで、さまざまなテーマで意見交換を重ねることができました。



しかし、最も興味深かったのは、彼が来日直前に北京で中国の首脳陣と懇談し、日本へのメッセージを託されていたことです。

先のAPEC総会での日中首脳会談について、日本では習近平国家主席の安倍総理に対する態度があまりに礼を欠くものだったと、失望感が広がったのは当然と言えば当然の話でした。

実は、そのことはさすがの中国指導部の間でも問題になったようで、日本に関係改善に向けてより強いシグナルを送る決定が下されたというのです。

そのメッセンジャー的な役割をノーベル博士が担っているとは、驚き以外の何物でもありませんでした。