建国記念日レセプションに見る中国式おもてなし | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

建国記念日レセプションに見る中国式おもてなし

中国大使館主催による建国記念の祝賀会が開かれました。


今回で65回目となります。


年初に開催された新春の集いは寂しいものでしたが、今夜は2000人ほどの参加者が押し掛け、会場は熱気に包まれました。


とはいえ、他の国々の独立記念日やナショナルデーとは一味違います。


というのは、どこの国のレセプションでも冒頭に流れるはずの両国の国歌演奏がないからです。


また、来賓による祝辞も一切ありません。


あるのは程永華駐日大使による辛めの挨拶とユーモアを織り交ぜた乾杯の発声のみ。


あとは有名中華料理店が準備した豪華な食事と中国から来日中の歌舞団による歌と踊りによる「中国式おもてなし」。


ある意味では、「独自の道を進む」という強い意志の表れでしょうか。

アジア、中東、アフリカ、ヨーロッパ、中南米諸国の大使も大勢顔を揃えていました。





そんな中、昨年まではアメリカの駐日大使夫妻も必ず駆けつけていましたが、今夜はケネディ大使の姿は見えませんでした。



いずれにせよ、各国の大使たちは口を揃えて、「スペインやイタリアの料理もあるし、和食もある。さすが大国だ」と大喜び。


しかも、話題はニューヨーク訪問中の安倍総理夫妻の「ウーマノミックス発言」や「プーチン大統領と安倍総理の極秘会談」など、多岐にわたり、実に刺激的なものでした。