EUはじめヨーロッパ各国大使の前途を祝す | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

EUはじめヨーロッパ各国大使の前途を祝す

EUの顔として親しまれてきたシュヴァイスグート駐日大使が日本を離れることになり、その送別会がヨーロピアン・ハウスで開かれました。


この施設はそれこそ同大使が肝いりで設計、建築にあたったもの。


3年前のオープニングにはEUの外相にあたるレディー・アシュトンも駆けつけ、盛大な式典が開催されたことが昨日のことのように思い出されます。




昨晩の送別会には大勢のシュヴァイスグート大使夫妻の友人が集まり、同夫妻の更なる外交活動にエールを送ることに。


というのも、次の赴任先は北京。


2度目の中国とのことですが、政治、経済、安全保障、いずれをとっても課題、難題が山積みです。


お別れ会には中国の程永華大使夫妻も参加し、「こういう時期だからこそ、外交の最前線で仕事のやりがいがある。共に地域と世界の平和と安定のために努力しよう」と、熱いメッセージを交換。


シュヴァイスグート大使といえば、「マリー・キュリー・アクション・プロジェクト」の推進にも尽力。




何かといえば、EU諸国と日本、中国を結ぶため、若手の物理、化学、工学系の研究者の相互交流の場や、インターン制度やキャリアアップのためのプログラムです。


日本人研究者も恩恵に浴してきました。


実は、同大使の離日に合わせるかのように、アイルランド、スウェーデン、チェコの大使たちも新たな任地に旅立つことに。


彼らも皆、顔を揃えてくれたため、昨夜はあたかもヨーロッパ諸国大使の合同送別会のようになりました。


皆、日本での思い出を大切に、今後は新たな赴任先で日本大使を兼任する意気込みを語っておられるので、ありがたい限りです。


頼もしい大使たちの前途を祝すと共に、彼らとの末長い友情、信頼関係を約束した次第です。