アンチエイジングのヒーロー、三浦雄一郎氏の健康法
本日の「ふるさとテレビ」の月例セミナーは大いに盛り上がりました。
ゲストは三浦雄一郎氏。
同氏によるエベレスト登頂体験談は実に感動的で、聞く人を圧倒的する迫力でした。
80歳を越えても元気漲る冒険家からは参加者一同、得難いエネルギーをもらった次第。何しろ、70歳、75歳、80歳と3度も世界最高峰の登頂に成功しているのは、世界でただ一人。
そんな三浦氏はまさに「勇気のメッセンジャー」といっても過言ではないでしょう。
元気を分けてもらった人の数は枚挙の暇がないはずです。
実はアメリカのカーター元大統領も、そんな一人。
泥沼化するアフガニスタン情勢や世界的な経済不況のせいで、大統領職にあった4年間はストレスに押しつぶされそうになっていたそうです。
そんなカーター大統領を救ったのが、アカデミー賞を取った三浦氏を扱った記録映画。
落ち込んだ時、ホワイトハウスで繰り返し、20回以上も見ては、気持ちを切り替え、元気と勇気をもらったといいます。
ご一緒して、さもありなんと思いました。
間近に接した三浦氏は小柄ですが、生き生きとしたオーラを周囲に発散。
次の目標は「85歳で4度目のエベレスト登頂」と明快な回答が。
そんな三浦氏が実践する健康法には2つあると聞きました。
一つは「守る健康法」。
要は、規則正しい生活のこと。
ポイントは二つ目の「攻める健康法」。
何かと言えば、目標に向けて、日常生活のあらゆる場面でトレーニングを続けること。
本日も両足には計14キロの重りが付いている靴が。
とはいえ、決して禁欲的ではなく、明るく豪快な挑戦者という感じで、講演が終了した後も聴衆一人一人と気さくに会話し、最後の一人まで写真撮影に応じられる姿勢は爽快でした。