砂の美術館:今年のテーマは「ロシア」 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

砂の美術館:今年のテーマは「ロシア」

今年で7年目を迎えた「砂の美術館」が主催する砂像展覧会。


鳥取砂丘を擁する鳥取市が世界に誇る、砂と水だけで生み出す「はかなさの芸術」の集大成に他なりません。


今回のテーマは「ロシア:大国の歴史と芸術の都を訪ねて」というもの。


(クレムリンとワシリー大聖堂)


世界遺産に登録されている聖ワシリー大聖堂に代表されるクレムリンの荘厳な景観はもちろん、トルストイやチャイコフスキーが織りなす文学と音楽の魅力など、ロシアの自然から歴史までを大胆なタッチで描いています。


(建国のヒーロー リューリク)


とても砂が素材とは思えません。


これもひとえに鳥取砂丘の砂が世界的にも珍しいシルト成分が豊富なために独特の粘りが出るからです。


また、世界各国から選りすぐりの20名の砂の彫刻家たちを集め、毎回、見事な演出をプロデュースする砂像彫刻家の茶圓(ちゃえん)勝彦氏の存在があってのこと。


(総合プロデューサー 茶圓勝彦氏と共に)


「美術」や「芸術」の常識が覆ることは請け合いです。


展示期間は2015年1月4日まで。


是非、ご堪能下さい。