前代未聞の珍事発生の参議院特別委員会 | 浜田和幸オフィシャルブログ Powered by Ameba

前代未聞の珍事発生の参議院特別委員会

本日の参議院における「ODA特別委員会」では珍事が起きました。


政府参考人や専門家の意見陳述が終わり、各会派の代表者から順番に質問するのが習わしです。


大きな会派から質問者が立ち上がって、さまざまな質問を繰り出します。


後半に入り、維新の会を代表し、アントニオ猪木議員の番になりました。


開口一番、「元気ですかーーー!」の大号砲。



それまで、静かな雰囲気で粛々と議論が続いていたのですが、参議院別館の広々とした第41会議室は雷に打たれたような激震が走りました。


そして、次の瞬間、前代未聞の「キャーーーー!」という甲高い叫び声。


猪木議員の向かいに座っていた共産党の吉良佳子議員が想定外の出来事に、思わず大声を発したのです。


この得難いリングサイドの反応に気をよくしたのか、その後、猪木議員は持論の「スポーツ平和外交」と「ODA」という新たな視点からの問題提起を外務省とJICAにぶつけました。


その熱気は周囲を圧倒するものでしたが、突然の奇襲攻撃であり、答弁者も「後ほど、資料を揃えて説明にお伺いします」と答えるのが精いっぱいの様子。


実は、本日は猪木議員の71回目の誕生日。


気合の入った、見事な寝技が決まったといえるでしょう。


突然の珍事がもたらした興奮が収まった後、小生も質問に立ちました。


日本と中国のODA戦略の違いと連携の可能性を問い質すことに。


岸宏一委員長からお誉めを頂いた、その質疑は後ほど動画をアップします。


是非、お楽しみ下さい。